12/5は、コミュのイベントで宇都宮の赤岩山〜古賀志山を縦走してきた。イベントの主催者は私で、それなりにハードなコースだと伝えてはあったが、2名の隊員が参加してくれた。
メンバーを紹介しよう。まず、にゃんこ隊員。
次に、あずきにゃー隊員。
そして、にゃー隊長。
ちなみに、「あずきにゃー隊員」は、「あずきな隊員」だったが、にゃー隊長が「あずきにゃーの方がかわいいんだにゃー!」と言って、勝手に命名されてしまった。
今回の赤岩山〜御岳山のルートは、まあそれなりにハードで険しい。しっかりしたパーティを組む必要がある。まずは、それなりに隊の名前を考えないといけない。そう考えたにゃー隊長は、悩んだすえ、「にゃー隊」と命名した。
「にゃああああっ!かっこいい名前なんだにゃー!みんなで、レッツラゴーなんだにゃあああっ!」
大変ご満悦のにゃー隊長だが、隊員は「こんなノリで大丈夫なのか?」と不安を覚えつつ、まずは、赤岩山へ向かうのであった。
今回のルートは、下記赤線の通り。先週、岩山から古賀志山の写真を撮影したが、今回のルートがほぼ写真の中に収まっているので、分かり易い。
今回の行程は、下記の通り。
8:53 市営三段駐車場 - 9:11 鳥居 - 9:42-9:51 パラグライダーフライト場 - 9:58 赤岩山 - 10:59-11:24 御岳山 - 11:37 古賀志山 - 11:43 東稜見晴 - 12:34 林道 - 13:06 駐車場
Total 4:13 休憩 0:34 歩行 3:39
撮影枚数 105枚
まずは、城山西小先の市営三段駐車場に車を停める。この駐車場はあまり人気がないと思われる。
林道を左に出て、パラグライダー練習場に出る。ここも結構展望が良い。
この先、右手に鳥居が見えてくるので、そこをくぐり、赤岩山へ向かう。途中ごっつい岩があったりする。
紅葉もきれいだ。
結構な急登を上がるとパラグライダーフライト場に来る。
ここからの展望は素晴らしい。筑波山も見えたりする。しばし、休憩を取る。
そこから、すぐ赤岩山に着く。展望はない。
ところで、2年前にここに来たときは、この先、立入り禁止となっていたが、今回は取り払われていた。ここから先が、岩場が大変になる。写真から、どのぐらいハードかを想像していただきたい。
にゃんこ隊員は、登山暦2年と聞いていたので、不安であったが、聞くところによるとボルダリングをやっていたそうだ。さすがに、慣れた感じで進んでいく。
ツツジの狂い咲きがあった。
紅葉もまだ残っていた。
ハードな岩場を1時間ほど歩くと、御岳山に出る。ここが展望がいいので、休憩には最適。実は、古賀志山山頂はあまり展望が良くないので、休憩にはお勧めしない。
休憩を終え、ほどなく古賀志山に着く。ここは、スルーして東稜見晴に向かう。ここから先は、にゃー隊長も未体験ゾーンなのだ。
東稜見晴には、すぐ着いた。結構、見晴らしは良い。
取り付きが分からないので、その場にいたおじさんに聞いた。先端から、まっすぐ降りるらしい。ここからは、未体験ゾーンということもあって、にゃー隊長が先陣を切っておりた。
この東稜見晴直下の鎖場も大変なコースだと聞いている。「女、子供の来るところではないんだにゃー!」にゃー隊長はそう思ったが・・・
にゃああああっ!子供が登ってくるんだにゃああああっ!
2人の小学生がほいほい登ってくる。しかも、その後からついてくるのは、ばあちゃんだ!小学2年と4年の孫を連れて登ってきたらしい。おそるべし!にゃー隊もがんばらなくてはいけない。
まあ、登りはほいほいと言っても、こちらは下り。足場は、ちゃんとあるので、先週の岩山のように腕力勝負ということにはならないが、それでも、時間をかけて慎重に降りなくてはいけない。
これだけ、ハードだと、女性隊員のあずきにゃー隊員は大変そうだ。思わず、巻き道を見つけ、そちらに逃げる。
巻き道、だいすきー♪
だが、すかさず、にゃー隊長は・・・・
にゃああああああっ!にゃー隊に「巻き道」という言葉は存在しないんだにゃー!直登直降あるのみなんだにゃああああっ!
とは思ったが、登山は自己責任の世界。危険を避けるのは、自己判断。そう思って見ていた。ただ単ににゃー隊長が年をとっただけかも知れない。あるいは、女性に甘いだけかも知れない。やはり、一匹のオスネコにすぎないのかも知れない。
途中、展望が開け、赤川ダムが望めた。
尾根道だいすきー♪
鎖場が終わり、開けた尾根道に出た。あずきにゃー隊員も元気が出たようだ。あれだけハードな鎖場のあとの尾根道は本当に気持ちがいい。
あずきにゃー隊員は、「剣岳より難しい。」と言っていたが、ある意味当たっているかも知れない。とにかく、剣岳には大勢の人が押しかけるので、ある程度、歩き易く整備されているが、そこまで整備されていない分、ハードに感じるものがあるかも知れない。
ほどなく林道に出た。
なんとなく、分かりにくそうな降り口だが、登る時は、T字路のすぐ近くなので、分かると思う。
今回の東稜からのコースはひたすら、尾根を伝っていくだけなので、分かり易い。途中で踏んでいる後がないので、それは不安だが、尾根をたどって行けば、問題ない。
通常は、赤川ダムからのコースをたどる人が多いのだろう。鎖場の途中に出てくるらしい。
さて、駐車場まで30分ほど、林道を歩く。林道を除くと、歩行時間は3時間を切ってしまうが、岩場、鎖場がハードで、展望も十分楽しめる。鎖場の緊張を考えると、これぐらいの時間がちょうどいいのかも知れない。充実した登山が楽しめたと思う。
ちなみに、かなりハードだったとは思うのだが、それでも、
猿岩1本下るよりは楽!
本当に岩山の猿岩はなんなんだろうと思わせる。今回は、翌日、筋肉痛なんか出ることもない。なにより、恐怖を感じないというのが、一番だ(笑)
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