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2008年10月09日23:07

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映画のエンドロール

今日の韓国語教室で話題になった。
映画のエンドロールを見るかどうか?
ちなみにエンドロールというのは、本編終了のあと黒い画面にスタッフの名前などが流れるやつ。

「混雑するから早く外に出る。」という人もいた。
もったいないなあ。
わたしは必ずエンドロールは最後までしっかり見る。
本編より目を凝らしてみるぐらいだ。

スタッフや俳優さんの名前も知りたい。
BGMの曲名や作曲者、クラシックならどこが演奏しているのか。
ロケ地はどこか。
フィルムはどこの製品を使っているのか。
普通のヒューマンドラマなのに「CGオペレータ」なんて出てくると「えっ、どこにCGが使ってあったの?」なんて一生懸命思い出したりする。
協力している会社名が出てくると、たまに意外なところがあってびっくりする。
残酷な映画だと「この映画を作るにあたって、動物などにいっさい傷つけていません。」なんてのが出てきてほっとしたりする。

クロード・ガニオン監督の「Keiko」という映画がある。
一人暮らしの女性の失恋話を描いた映画だ。
映画の冒頭は電車の中だ。
主人公のケイコは痴漢に襲われる。
短いシーンだ。

物語はそれと関係なく、一人の男性に巡り会い、別れる。
傷心のケイコは、それまで乗り気でなかった、両親の勧めるお見合いをする。
ラストシーンはケイコと見合い相手の披露宴会場だ。

そしてエンドロールになる。
キャストの名前が流れる。
電車の痴漢男とケイコの結婚相手が同じ俳優さんだと知る。
わたしは思わず笑ってしまったのだが、その時はもう半分ぐらいの人たちが席を立っていた。

だからエンドロールの途中で出るのはやめよう。
しっかり見ている人もいるのだから。
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