幼児からの性教育が大事

「こどもにセックスを教えると興味をもってセックスしてしまう」
だから中学校まで性教育はしない、っていったいいつの時代？
今どき、セックス情報はどんどんネットから入ってくる。
男にだけ都合がいい、大人にだけ都合がいい情報を
わざと流す場合もあるので、きちんと教えないとこどもが守れない。

幼稚園から始める性教育は、たとえばこんなふう。

顔と「水着を着たときに隠れる」からだの部分は
自分だけの場所なので、自分以外は触ってはいけません。
お父さん、お母さんでも触らせてはだめです。
誰かが無理に触ろうとしたら「いや」とはっきり言いましょう。
大きな声で「いや」と言う練習をしましょう。

男の子の乳首もプライベートゾーンなんだが、
男子の水着でもタンクトップタイプがあるからね。
ポイントは「親でも触らせない」ってこと。
赤ちゃんのお尻がかわいくてついむにむにしてしまう、は仕方ないだろうけど、
本人が意思ってもんを持ち始めたらもうダメ。
親による性的虐待だってあり得るし、
親が「ダメでない」なら親くらい親しい優しい人ならいいのか、ってことになる。

そういう教育をしないから、その後の教育もできなくなる。
いきなりセックス教えるなんておかしいって思わないのかね？

まずは、自分のカラダを知り、大事な場所を守ることを教える。
その次に体の大事な部分は何のためにあるのか、を考えさせ、
もし使うとしたらどう使うのか、を提案する。
自分の体を自分で使うのはいいけど、使い方は大事、壊れたら困るから。

その次が「お互いのプライベートゾーンの接触」となる。
何よりもお互いの意思が大事で、どんなに親しい間でも拒否はいつでも可能。
拒否したから相手との関係が壊れるようなら、本当に親しい相手ではない。

その手順を踏まないから、きちんと系統だった教育をしないから、
レイプするほうもされるほうも発生してしまう。
セックスは本能でするものかもしれないが、
セックスするまでの順番は頭で考えるもの、社会的な行動だ。
社会的に許されない行動を「本能」で片づけてはいけない。


大学生 女児を誘拐し性的暴行か
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