【2024年4月10日】
第173回の月例1990年代ワイン会を開催しました。
場所:中央区銀座のフレンチ
人数:10名
会費:29,800円(食事代8,250円を含む)
ワイン:
1) 1997 Corton Le Rognet, Bertrand Ambroise
2) 1997 Corton Greves, Louis Jadot
3) 1997 Clos de Vougeot, Drouhin-Laroze
4) 1997 Clos de Vougeot, Faiveley
5) 1997 Clos de Vougeot, Louis Jadot
6) 1997 Echezeaux, Robert Arnoux
7) 1997 Mazis Chambertin, Philippe Naddef
8) 1997 Chapelle Chambertin, Drouhin-Laroze
9) 1997 Chambertin Clos de Beze Reserve, Jean Raphet & Fils
10) 1997 Charmes Chambertin, Dugat-Py
個人的な好みでは、
☆☆☆ 7,10
☆☆ 1,2,3,4,5,6,8,9
☆
でした。
7)は、紅茶や白コショウや燻製やミネラル分やチョコレートやチェリーの香りと、甘い紅茶やビターチョコレートや旨味やイチゴの味わいでした。強めの粘性がある複雑な風味の、滋味深い熟成ワインでした。
10)は、濃い目の色合いで、バニラや紅茶や動物っぽい腐葉土やチェリーの香りと、ミネラル分や海藻やチョコレートやイチゴやチェリーの味わいでした。重量感のある分厚い果実味があり、まだきめ細かなタンニン分が残る、骨格のしっかりとしたワインでした。
全体的には、状態の悪いワインはなく、ほぼ期待通りのレベルでした。
共通の特徴は、控えめな香りと、甘味を上回る酸味の強さでした。
常識的には、とっくに飲み頃になっているワインですが、これから更に熟成を重ねることにより、湧きたつような華やかさが出て来るのか、それともこのまま下り坂を下って行くのか、年月をかけて見届けていきたいです。
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