毎週日曜日の朝に放送されている「戦隊モノ」の中のひとつ、忍風戦隊ハリケンジャーの劇場版映画。
正式な題名は
「忍風戦隊ハリケンジャーでござる!シュシュッと20th anniversary」
題名が示すとおり、放送20周年を記念した作品です。
ある秘宝を探して江戸時代にやって来た敵と、ハリケンジャー達がご先祖様と共に戦うというストーリー。
なぜこの作品を見たのか?というと、テレビ版が放送されていた時に、当時幼稚園児だった甥っ子が大ファンで、狸も一緒に見ていたからw
上映時間は約1時間と短いですが、テレビ版を見ていたファンには嬉しいご褒美ですね。
歌舞伎をモチーフにしたハリケンジャーの登場シーン、作中で最も盛り上がるところで流れる主題歌など、見たいものがキチンと押さえられていて面白い。
先日見た「刀剣乱舞」もですが、最近の特撮モノの方が時代劇よりチャンバラ(こういう書き方は最近の若い人には分かりづらいかな?「剣を使った格闘シーン」です)に力が入っていて、楽しいんですよね。
若い人には分かりづらいといえば、作品の中のキーワードに「心中」がありました。
過去の時代劇をよく見ていた世代なら、近松門左衛門の「曽根崎心中」は、歌舞伎を見ていなくても内容は想像できると思います。
最近はテレビドラマでも時代劇をやらなくなったので、近世の歌舞伎や能楽、浮世絵などの芸術を時代劇で興味を持つきっかけが少なくなったような気がします。
昔懐かしの時代劇も、現代のコンプライアンスでは問題があって再放送できないみたいだし…。
「遠山の金さん」なんて、お白洲で金さんがもろ肌脱いで背中の刺青を見せた途端に、大炎上すること間違いなしwww
脱線しました。
次の戦隊シリーズの映画化作品は、アバレンジャーだそうです。
個人的には志尊淳、横浜流星が出演していた、「銀河鉄道の夜」がモチーフだったトッキュウジャーが見たい!
面白かったw
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