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2022年09月12日17:44

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「バローロ古酒」ワイン会

【2022年9月12日】
第1,055回の定例会を開催しました。
場所:港区北青山のイタリアン
人数:12名
会費:16,300円(食事代6,000円を含む)
ワインリスト
1) 1971 Barolo, Destefanis Augusto
2) 1969 Barolo, Giovanni Scanavino
3) 1969 Barolo, Giovanni Scanavino(2と同じワインですが、全く違う形のビンです)
4) 1968 Barolo Riserva Cavour, Vezza
5) 1967 Barolo, Gagliasso Maggiorino
6) 1967 Barolo, G. Ceste
7) 1967 Barolo Gran Riserva, Pinbologna
8) 1964 Barolo Riserva Speciale, Bersano
9) 1962 Barolo, Giovanni Pippione
10) 1962 Barolo, Renato Ratti
11) 1962 Barolo Gia Opera Pia, Marchesi di Barolo
12) 1959 Barolo Riserva Speciale, Giacomo Damilano

個人的な好みでは、
☆☆☆  5,12
☆☆   1,2,3,4,6,7,8,9
☆     10
でした。

5)は、ロゼワインのような淡い色調で、木樽や燻製やチョコレートの香りと、甘いレッドチェリーやブラックベリーやチョコレートや白コショウや紅茶の味わいでした。甘味が前面に出た、優美な熟成ワインでした。ここまで色が薄くなると、何らかの劣化の兆しが味わいにもあるかと思いましたが、全くの杞憂でした。

12)は、甘いキャラメルやチョコレートや白コショウやコーヒーや腐葉土の香りと、甘いレッドチェリーやミネラル分やブラックベリーの味わいでした。凝縮感があり粘度が高い、骨格のしっかりとした素晴らしい熟成ワインでした。

全体的には、期待を上回る満足度の高い会でした。
50年以上の年月を経た古酒ばかりでしたが、液漏れの痕跡が認められるワインは1本もなく、酸化したワインは1本だけでした。
これだけ古いワインですと、通常は果実味が後退して木樽の風味が際立つのですが、今回のワインは木樽の風味が過度に感じられることはなく、甘味と酸味のバランスがとれていました。
バローロの古酒は、一握りの有名銘柄を除いては比較的安価に購入できるので、これからも状態の良いものを厳選して集めようと思います。

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