データ

世の中のデータは何通りかに分けられる
この日記における「データ」とは人の人生で入力されたり忘却していく情報のうち
一定期間に人の記憶に固定されたり消滅していくあるまとまりのある情報の集まりとする

１．半年〜1年くらいの比較的短期間に職場が変わる人にとっては、職場の固有名詞や職場の人の名前は一過性の情報である。

２．義務教育で学ぶ基礎的な内容は生涯にわたって普遍的である

３．上記の１．と2．の中間的な永続性を持ったデータとしてはシェアが高いIT製品の仕様や使い方、あるいは利用頻度が高いプロトコルなどの知識
※ただし5〜10年後に根本的なレベルで刷新されるけど

学生の頃は教育で普遍性の高い知識を脳に固定化する
専門課程では中間的な永続性を持った技能や職務知識の基礎や標準的な技術を学ぶ
社会人になったらその会社固有の内輪ネタなマスターデータをどんどんインプットしないと、その職場固有の風土や作法ややり方をマスターできない。

どこの職場でも必ず脳に固定化しなければまともに仕事ができないのでその職場固有の内輪なマスターデータを周りといっしょになってインプットするが、それで日々の業務を遂行するだけでは心が病むので、自分が携わる職場や業界の内輪ネタをインプットしてさらにそこから何か普遍的、本質的なデータを抽出したい。
つまり帰納的推論をやってその職場の良いところを吸収し悪いところの原因をつきとめて自分の中で改善策を見出したい