mixiユーザー(id:1299688)

2022年06月21日18:03

31 view

上野の穴場スポットにて

昨日の月曜は
ここ最近の検査結果がおおかた出て、
治療の段取りを言い渡される日だった。

だからその前日の日曜は
「落ち着かないなぁ」
と思っていたら中学からの友達が
義妹さんの骨折入院の退院付き添いで
奈良からこちらに帰省しているから
「会おう」と声をかけてくれた。
これはいつも以上に
ありがたいお誘いだった。

この友人はティーンエージャーの頃は
ひどく病弱で入院を繰り返していた。
そのせいか病人への寄り添い方を
よく心得ている。
22年前の私のがん宣告の時は
長期入院に便利な品々を
次々にさっと送ってくれ、
サバサバと話を聴いてくれ、
と本当にお世話になった。

今回もいの一番にメールすると
「手術の立会人が必要なら言ってね。
実家の片付けもまだ残ってるから」
と返信をくれた。

逆の立場だったら、
東京から奈良に「行くよ!」
と切り出せるだろうか・・・?
情けないことに
そんな申し出を私は思いつかないし、
今、意識に登らせても
算段を考えてしまう自分が
お恥ずかしい限り・・・。

そんな友人Y子は日曜の午後の
飛行機で帰るというので
上野で早めのランチを
文化会館の中の精養軒で。
開店と同時に入ったので
ガラガラだったが
出る正午は店の前は長蛇の列。

その後まだ時間があるので
園内のとっておきの(?)
穴場スポットにご案内した。
それは国際こども図書館。
上野に詳しい彼女も
ここは行ったことがないと
言うので得意になる私。
(#^.^#)

広い公園の一番端にひっそりとあるので
都民でも知らない人が多い。
(国立図書館だから無料よ)
日曜の昼下がりなのに
画像を見てもお分かりのようにガラガラ。
駅前や園内の喧騒が嘘のよう。

百年以上前の建築物と
豊かな公園の緑を愛でながら、
館内の簡易カフェで
アイスコーヒーを飲み
しばしおしゃべり。

その中で彼女は
むくげの花が開いたように
目を見開いて
「今回は初期で見つかって本当によかった」
と言ってくれた。
それは妬みと羨みも競争も、
どうしてなったとかいう
そういう問いかけも一切ない笑顔と
エネルギーだった。

そして再度「手術の立会人は
 遠慮せず、ほんと、言ってね!」とも。

これらの言葉を聴きながら
私は半世紀前に一緒に業者のテストを
バックレたこと等を思い出していた。
そしてそうしたこと、
全てがひとつも「無駄じゃなかった」
と思った。
(#^.^#)

さて具体的な入院スケジュールは
昨日出たので、
また追ってお知らせ。
来月に1週間の入院。
22年前の半年にも及ぶ入院生活は
今や遠い昔話ね。
(;^ω^)

【補記】
(1)6/1付でHP更新
   http://oneself.life.coocan.jp/

(2)認定トレーナーの開講日程 を5/26付で更新
   http://orion-angelica.jp/oneselfcard/

(3)この内容とはまた違う観点で綴る
   「ワンセルフカードの広場」
   https://ameblo.jp/oneself2012/

0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2022年06月>
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930  

最近の日記

もっと見る