ドラフトって

今週発売の週刊ベースボールが埼玉西武ライオンズ特集。
育成契約から格上げで、一軍で起用される関根学園卒の滝澤夏央選手が堂々の巻頭インタビューを飾っています。

本来のショートである源田壮亮が故障で欠くとは言え、甲子園にも出ていない育成契約の選手を支配下契約にしての大抜擢。
今年の高卒新人と言えば、ロッテのドラフト１位松川虎生が出場しているが、滝澤には本来、通常ドラフトで３位以内で指名される実力があったと言うことだ。

通常ドラフト。何位まで指名できるのかわかりませんが、昨年の西武は６位で止めているのに、他球団では７位以下の指名をし、日本ハムに至っては、８位、９位の大卒、社会人出の選手が開幕から一軍で活躍している。

先週、同じ西武の育成入団だった日本文理ＯＢで大卒の川村啓真選手が自主退団した。
理由は何なのかと以前にも書きましたが、育成のままでは一軍の試合に出られないので、これを悟ったのかとも感じたしだい。

入団すれば指名順無関係。ドラフト下位や育成選手が一軍の戦力になれば、費用をかけずにコストパフォーマンスもいい。
巨人やソフトバンクが育成選手を大量指名するが、何なら通常ドラフト指名すればと感じるしだい。