年賀状

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

さて、年賀状なるもの、世の中的にはオワコンだよねというのが共通認識になりつつあるのではと思う。我が家でも娘たちにはもはや一通も来ないし、ワタクシ自身も去年は実母の喪中だったことで欠礼させていただいたこともあり、今年はこのままなんとなくフェードアウトさせようかと目論んでいた。元日には会社の超エライさん（その昔上司だった時期があるもので）からも来ていたのだが、もう会社人生もほぼ上がりだしスルーしようかなということで何もせず。
ところが。午後の散歩から妻と一緒に戻ってきたところで今日配達された年賀状を一通受け取ったところ、差出人はワタクシが新入社員の時の部長さん。当然ながら二昔あまり前にリタイヤされて今は悠々自適の暮らしを送られているはずだが、会社に入ったばかりの頃にお世話になっただけではなく、その後にシアトルに駐在になってしばらくしてからこの方が現地法人のトップとして追いかけてくる形で赴任された。当時ワタクシはまだ独身だったこともあり、奥さまにもあたかも息子のようにかわいがっていただき、しょっちゅう食事にもお呼びいただいた。当時の部署のOB・OG会が未だに存続しており、近年はコロナで会合が開けない状態にあるものの、その前までは毎年お元気な姿でおいでになっておられた。
そうした方からの年賀状をガン無視するのはさすがに気が引ける。慌ててコンビニに駆け込んで絵柄入りの年賀はがきを買い求め（まだ売っていて良かった）、そそくさとしたため、ついでに超エライさん宛にも書いて、速攻で郵便ポストにいま出してきたところ。