12/17 札幌 円山夜想（ノクターン）

昨日は、2年ぶりとなるラグベアのコンサート。ラグベアは、柿崎さとみさんと私の二人組。スコット・ジョプリンの歌曲やラグタイムを演奏するデュオとして、2017年に結成されました。初期の頃はガーシュインの曲もやっていましたが、現在は著作権がらみのゴタゴタもあってレパートリーから外しています。純粋にラグタイム専門のピアノとギターのデュオは、全国的に見ても珍しいと思います。

ここしばらくは、コロナ禍のためになかなかお会いすることもままならなかったのですが、今月に入って柿崎さんと2度の練習ができ、気合もバッチリ。さあ今年最後の年の瀬コンサートだ！と思ったら、なんと当日は近年では稀に見る大雪。しかし、ジョージ・ルイスを携帯音楽プレーヤーで聴きながら、何とかなるさの精神で会場入りしたのでした。

円山夜想にお邪魔するのも2年ぶり。この大雪の中、誰も来なくても文句も言えない状況でしたが、柿崎さんのお友達を中心にお集まりいただき、本当に心から感謝しつつ本番を迎えました。
ラグタイムがやりたいという純粋な気持ちから集った二人のライブ、楽しくないわけがありません。
今回のセットリストは以下の通り。ラグタイム中心の前半、クリスマス関連の後半と、メリハリのある選曲でした。

Maple Leaf Rag
Picture of Her Face
Litte Black Baby
Savoia Rag（浜田ソロ）
Bohemia Rag
Gee kid! But I Like You
The Entertainer
The Easy Winners

White Chistmas
Amazing Grace（柿崎ソロ）
きよしこの夜〜赤鼻のトナカイ
クリスマスの日（浜田ソロ）
Feliz Navidad
Climax Rag
A Real Slow Drag

アンコール：聖者の行進

柿崎さんのピアノも歌も冴え渡り、私もギターで陽気に合わせ、2021年を締めくくる素晴らしいライブになりました。こんな良いライブを、もっともっと多くの人にご覧いただき、楽しんでいただきたい。私の願いはそれだけです。
来年も、折に触れてラグベアのコンサートを企画したいと思います。どうか皆さん、ご注目いただければと思います。