mixiユーザー(id:33120836)

2021年11月04日00:08

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環境整備

仕事が立て込んで、主義主張よりも健康が大事、と言うレベルになって日記の更新を中断しました。私の職場が全体的に見てブラックかと言えばそこまでではないと思っていますが、優良職場でないことも確かです。景気の悪化と言う外部環境はあるにしても、それ以前から余裕のない状況であり、それに対して有効な対策を打てていなかったというのは、現在の経営陣の責任と言えます。もちろん、「失われた20年」が「失われた30年」になり、日本全体の経済成長が(安倍前政権の主張は異なるにしろ)止まっているという外部環境もあったわけですけれど、政府も企業もそれ以上の対策を打つことができず、停滞に甘んじていたわけで、当事者に聞けば、誰かに交代していれば有効な手段を打てたかどうかと言うのも不透明なので、実は現経営陣が最善の選択をしていたと答えるにしても、他の先進国が成長している中で日本だけが取り残されている事実は変わりません。

日々、トラブルが発生する中で、もう少し仕事の管理方法を(ISOマネジメントシステム的に)見直した方が良いのではないかと言う話をしたら、管理職の方々は「無理」と口をそろえて言います。建前はともかく、おそらくはこの職場の経営陣の共通認識であり、そういう感覚でいなければ管理職としての(経営陣と現場をつなぐという)役割を果たせないのだろうなあ、と言うのが私の感想で、うすうす感じていたことがより確信に近くなりました。

彼らは当然のように我々に「やる前から無理と言うな」「できない言い訳でなく、できる方法を考えろ」と(よそで聞きかじった言葉を)言い聞かせているわけですけれど、自分たちは実践していません。もちろん、経営陣の役割はやることとやらないことの取捨選択であり、ある意味では、その結果として「職場の改善は無理だから取り組まない」「お前らが勝手に優秀になって成果を職場に還元することに取り組め」という方針を打ち立てている、と言う見方はできますけれど、それは組織としての舵取りとは言えず、それで経営者の役割を果たしているというのはおかしな話です。

労働者と言うステークホルダーの一員として、そういう経営陣を放置している責任が全くないとは言えませんけれど、現在の日本の状況を鑑みるに、そういう経営が割と一般的であり、組織としての活動レベルをあげるための「経営」をしている企業はなかなか見つからないのだろう、と言う思いもあり、自分が何をすべきかを日々思いめぐらせています。だれか、この問題について知見のある方がいれば、ぜひ教えてほしいと思います。と言うか、これってやっぱり「政策」レベルの話なんですかねえ。
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