大寒ですね。もう湯たんぽが手放せない。
・マン・アップ! 60億分の1のサイテーな恋のはじまり
ノリ良く、軽妙で、88分というコンパクトな時間に必要充分な楽しさが詰め込まれている。
下ネタ多めだが二人のキャラクターのせいか、全体の画作りのせいかあまり下品になりすぎていないのも好印象。芸達者サイモン・ペグは当然だがレイク・ベルも負けず劣らず、まさに互角のマシンガントークの応酬で、8割この2人だけで展開するストーリーをクライマックスの大感動までまったくダレさせないのが見事。
ショーン・エド・ピートと「ショーン・オブ・ザ・デッド」の同居人3人と同じ名前のキャラクターがそれぞれロクでもない人物として描かれる遊び心も。特にロリー・キニア演じるショーンのとんでもないキモさ、やべー奴っぷりは作品に特濃のコクをプラスしてくれている。
・ダイ・ハード2
舞台を高層ビルから空港に変え、解放感が増した分スケールもアップ。マクレーンのぼやきつつの無茶もますますエスカレート。
序盤に張り巡らされた伏線の回収、前半と後半でのシーンの(悔恨の悲劇からの痛快な逆襲!)対比など、アクションだけでなく、優れたストーリーテリングを見せてくれる
今作も舞台は雪舞うクリスマス。クソジャーナリスト、ソーンバーグも前作から続投し、やっぱりホリーに退治される、降り注ぐガラス片など、「1」のネタを踏襲しており、正統進化系といえるかもしれないが、その分新しい驚きには乏しいかな。
テロリストの一員としてジョン・レグイザモ兄貴が出演しているのは嬉しかった。
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