ここのところ、ずっと寒い日が続いている。
といっても室内の気温は10℃を超えているので、こたつ一つあればなんとかしのげるのだが。
昨日は在宅勤務だったのでずっと家にいたが、けっこうな寒さだった。
仕事は相変わらず押し入れをデスク代わりに使用しているので、こたつが使えないのである。
エアコンを入れればすべては解決するのだが、今のところ着るものを着てステンレスボトルに入れた温かいお茶を飲みながら仕事すれば何とかなるので、結局昨日は入れていない。
思えば大学時代に京都の学生アパートで下宿している頃は、エアコン自体が無かった。
京都市内は盆地だったこともあり、冬はけっこう底冷えしたのである。
真冬には、雪もよく降ったものだ。
遠くに行けば途端に温かさを感じられなくなるようなパネルヒーターと、こたつだけで過ごしてきたのである。
我ながら、よくこれだけの暖房器具で過ごしてこれたものだと思う。
そのときの経験が下敷きにあるせいだろうか?
社会人になってさいたま市に移ったが、そのときもこたつ以外の暖房はよほど寒くならない限り入れずに冬を乗り切って来た。
むしろ京都のアパートよりもドアの隙間が無くて、保温性に優れていると思ったものだ。
ちなみにその京都のアパートは私が卒業して間もなく取り壊されたから、人が住むにはギリギリの環境だったのだろう(^^;
今の広島の家も、現在室内の気温は13℃しかないが「京都の時に比べればマシ」と思ってしまう。
「寒さは、温かいものを食べたり厚着をしたりすることでけっこう耐えられる」という意識が、若いうちに身についてしまったのだろうと思う。
もちろんこれは、独りでいるときだけだ。
仮に広島へ配偶者のぐでちゃんが来るとすれば、ガンガンにエアコンをつけて温かくすることだろう。
そんなわけで、しばらく寒めの部屋で過ごすことになりそうだ。
さすがに気温10℃を切ったらエアコンのお世話になるだろうが、それまでは京都の下宿時代を思ってこたつで凌いでいきたいと考えている今日この頃の私であった
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