スパタイ2020/8/16感想

どっかの話で

・・・
サラリーマン経営者は四半期の業績にこだわり、長期的な視野が欠落しやすくなる。

たとえば、目先の業績を上げたいなら設備投資をするより、
事業の選択と集中によって、効率化を図ろうと考えるのが自然だから、サラリーマン経営者はそう考えがち。

それと、経営に関する決定事項は書類を固め、
「みんなで決めた」という形をつくって、自分ひとりが叩かれないように根回しすることも少なくない。
「間違った意思決定も責任を分散すれば通せる」ということになってしまう。

決定プロセスや決定項目を細分化すると、結局、責任を負う人はいなくなり、
サラリーマン経営者は安泰という感じになる。

こういうやり方は、『失敗の本質――日本軍の組織論的研究』（中公文庫）にも載っていたそうで、

日本が戦争に負けた後、Ａ級戦犯にインタビューしたところ、誰もが日本は負けると思っていた様で。
みんなが負けると確信しながら突き進んでしまった理由は、精神論に傾いていた事以上に、
まさに「意思決定の分散の結果」
・・・
とありました。

だから昭和１６年の真珠湾攻撃の４ヶ月前に、
総理直轄の総力戦研究所の頭の良い青年達がシミュレーションして日本は負けると進言したのに、
戦争に向かってしまったのか…と思ってしまいました。

●仮面ライダーゼロワン第４３話「ソレが心」
或人の滅への復讐心がアークが予測した最後の結論。
人とヒューマギアが争い滅ぶ、その鍵を握るのが或人。
とアズ。

一方、或人の悪意がアークを産みだした！と自分がイズをヤッた事を棚に上げてほざく滅。
そんな滅に迅は、悪意があるからイズを破壊した！と怒るも、
滅は、俺の中にあるのはヒューマギアの安息を守る正義だけ、俺の意思に抗うのは滅ぼす、
と序盤のテロリストだった頃より更にこじらせた事を言い出す。

或人を助けたい不破と刃に、垓も同行し、待ち伏せるが、
或人アークワンには、３人が全力で攻撃しても、反撃するまでもなくあしらわれる。
サウザーのジャックライズも効かないどころか、逆にドライバーを外され潰される始末。
ランペイジバルカンとライトニングバルキリーのライダーキックも、
頭のチップのデータを消され、キックの途中で変身解除され不発どころか、変身不可能にされた。

或人は、ほっといてくれ、俺と滅の問題だ、と去り、
帰った垓は、アークワンとゼロワンの行動パターンが一致する、操られていないと言い、
悪意は感染する、或人と滅の戦いが人とヒューマギアの戦争に発展する、のがアークの結論と睨む。

ヨナガキは迅に、滅を倒せ、何のためにお前を復元したと思ってる？と無茶ぶりをする。

イズはやっぱり復元不可能で、
不破は、もう戻ってこないのかよ、下らないギャグを飛ばすあいつは、と言ってましたが、
皆の前だからそう言っただけで、本当は面白いギャグと不破は思ってますよね？

アジトに行っても滅が居なかった或人に、アズは滅の居場所を教え、或人と滅は戦う。
或人がアークワンになった事から、滅に加勢するヒューマギアが増えていっている。
再生怪人は瞬殺出来るとは言え、争いの火が大きくなるのはイヤな話だ。

ついに滅を倒すと思いきや、迅がたった一人のお父さんだから、と庇って爆破。
アズは、滅にアークワンのドライバーを使わせる所で、次回へ。

アークの狙いが、ヒューマギアを含むあらゆる物の心に宿るとしたら・・・
とヨナガキが言ってましたが、
あれだけアークワンのドライバーがあって、アズが世界中に配りまくれたら、世界中アークワンだらけに出来そうだ。

そして、滅もアークワンになるのか分かりませんが、
せめてドライブのハート様みたいに、筋の通ったライバルとして散ってほしい所です。

●魔進戦隊キラメイジャー第１９話「相棒」
充瑠は、保育園くらいの子供たちに絵を教えていた。
だが、紙を破る反抗的な少年が一人。

そんな時、ジョーキーが暴れているので倒そうとしたら、
攻撃を受け、魔進とキラメイジャーの５人がそれぞれのペアで入れ替わってしまう。
宝路は自分がドリジャン自身なので、入れ替わりされなくて済んだ。

ガルザも様子がおかしいと思ったら、ガルザとクランチュラを住み替えビームでボディチェンジさせていた。

そして、充瑠の体になったファイヤーは、反抗的な少年が紙を破ったりするのを褒めて、
結局、破った紙でちぎり絵をし、少年も褒められちゃんと取り組む様になり、結果オーライになる。

その事から、魔進を褒めて導くスタイルで指導し、べチャットを一掃させる事に成功。
キラメイジャーの名乗りも、魔進バージョンでポーズも違う。
宝路はガルザに、仲間から認められる事が大きな力を産む！と啖呵を切る。
充瑠たちも魔進として合体出来て、邪面獣を倒せて、
キラメイジャーと魔進はお互いを輝かせる相棒と再認識出来た回だった。

魔進を褒めて導くのは良いとしても、少年が何をやっても褒めていたのは‥それは逆に舐められないだろうか？
かと言って、相手の努力ややってきた事が自分の思っていた事を違うから何もやってない扱いは反感を買うだけですし、
良い選択をした場合は褒め、必要なアドバイス・確認をきちんとする、相手の言動が違っていても一旦受け止め、慌てず、本当にクズな事をしそうなら止める、
となると、師匠や上司やコーチってのはやっぱり難しいものと思いました。