暗澹たる気持ちになる、日本人の馬鹿さ加減。

間も無く春が訪れようと言うのに、世の中「新型コロナウイルス肺炎」で大騒ぎです。

実に意地悪な見方ですが、政権が、消費税アップの影響で日本が今冷凍庫の中のような景気動向に在るのを眼眩ます為に、マスゴミにその危険性を焚き付けているのでは？　と勘繰りたくもなる状況です。

で、この機に乗じて、誰のフェイク・ニュースか知りませんが、大昔に起きたと同様の、ボックス・ティッシュやトイレット・ロールの買い占めが起きて、町中のスーパー、ドラッグ・ストアー、ホーム・センター、や、コンビニに至るまで当該商品の棚は空っぽです。
現代社会はネットの発達のお陰で情報の伝達が物凄く早く、良し・悪し関係なくすぐ拡散します。
キッと誰か性悪人間のいたずら半分の書き込みが震源地だろうと思いますが、それを見たやつが簡単に信じ込んで買い溜めに走ります。すると、それを見た奴が噂の真偽に関係なく、彼らが買い溜めをすると品物が無くなるだろうから、私も備蓄して置かなければ[、と要りもしないものを買い込みます。
此れが次々と連鎖反応を起こし、不安と自己防衛の「悪のスパイラル」が人間を駆り立てます。大体、斯う言うフェイク・ニュースに踊らされるのは、教養のない無知な人が多く教養ある人間は理性的に物事を判断し、嘘の噂に踊らされません。
いま日本でトイレット・ロールやボックス・ティッシュが品薄になっていると言う事は、日本人の馬鹿さ加減を如実に示すもので、全く恥ずかしい限りです。
石油ショックの時に十分学んだ筈なのに、全然学習していないのです。
国民が斯ういう状態ですから、政権の巧妙な意識誘導によって「バカ」にされ、狡賢い政治の餌食に。成るだけなのです。