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2019年10月05日16:36

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富山で変な石像を見て変な食堂へ行った

富山県へ行ってきた。


10月3日(木)

高山を経由して国道19号を走り富山県に入る。
カーナビの指示に従って細い道を行く。
突然に「ふれあい石像の里」に着いた。

広い灌木の斜面に無数の石像が立っている。
妙にリアルで実在の人物をモデルにしたように思われる。

雑草が繁茂して、雨も降っているので足元に注意しながら歩く。
いちおう道や階段はできているので変なところに行かなければ安全だ。
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作られてから年月が経っているらしく、石像は一部が破損していたり、苔が生えていたりする。
でもそれぞれが自由なポーズで個性を主張している。
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いくら見ても見飽きない。
でも雨が本降りになってきたので次に行く。

1キロも車を走らせないうちに「おおざわ石仏の森」に到着した。
ここも同じように山の斜面に段を作って石像を並べてある。

石像は実在人物じゃなくて羅漢のようだ。
草もちゃんと狩ってある。
だからどうもインパクトに欠ける。

しかしよく見ると、ここもそれぞれ変なポーズをとったり、変顔をしたり、味わいがある。
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斜面の下の方に建物があった。
扉が開いたので中に入ってみる。
おじさんが一人いて歓待してくれた。
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ここの管理人さんだそうだ。

この施設は富山県では有名な医療法人の社長が作った。
五百羅漢じゃなくて800体の石像があるから八百羅漢だ。
これは日本で唯一だと自慢していた。

石像の里のほうの妙にリアルなやつは、やはりちゃんとモデルがいる。
それぞれ社長の親戚、知り合い、病院の従業員などだそうだ。
作り方は本人の写真を8枚写す。
前後左右、斜め、上方から写したものだ。
それを中国の石像制作会社に送ると完成品が船便で届く。
そうやってたまったものがこの2つの石像群だ。

やはりこれだけ山の中に並んでいると芸術的雰囲気が醸し出される。
現代アート好きな人たちは街なかのギャラリーで感心していないで、ぜひ「ふれあい石像の里」へ出かけてほしい。


次に行ったのが「ますのすしミュージアム」だ。
18号を富山市内に入ったところの工業団地のような一画にある。
富山名物の鱒の寿しを製作販売する会社の宣伝だった。
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富山市内を抜けて滑川市へ行く。
お昼ごはんは「日本海食堂」で食べた。
県道沿いの古い大衆食堂だ。
でも建物の外観からして、面白そうなお店だと思わせる。
「国際コドモ秘宝館」って何だ?
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店内は懐かしい昭和グッズがぎっしりと詰まっていた。
だいたい40年から50年くらい前のものが中心だ。
固有名詞を挙げて説明するのも煩わしいから写真を多めにアップした。
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こういう懐かしモノでディスプレイするお店はあちこちにある。
でも、そういう店はわざとらしさや軽いこころざしを感じさせる。
石原裕次郎主演の映画ポスターの複製を大きく飾ったり。

日本海食堂は店の人の趣味で自然にこうなったといった趣だ。
札幌の「レトロスペース坂」や岐阜の「土鈴館」と同じような変人の強い意志を感じさせる。

料理のメニューはごく普通だった。
にくいため定食を注文したけど、かなりの大盛りだった。
お客さんも近所の常連さんたちで賑わっていた。
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自分もこんなところが近くにあったら頻繁に通うだろう。
滑川市は素晴らしい文化を持っている。


そこからすぐの道の駅へ行く。
海沿いの景色の良いところだった。

「ほたるいかミュージアム」というのが併設されていた。
入場料が600円もするからやめた。
そのかわり、海を眺めながら入ることができる足湯でのんびりとした。
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富山県への旅はまだ続くけど、また明日続きを書く。
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