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2019年08月09日06:01

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死を選択する君たちへ

「いじめ」程度で死を選択するのであれば、恐らく、その先の社会で生きていく事は困難だと思います。
ただ、「いじめ」と称する犯罪の被害者であれば、話は別です。
犯罪者に対して、素人の個人が立ち向かうのは不可能だからです。
だから犯罪者に対しては、専門の機関「警察」があり、犯罪者は司法によって裁かれます。
君たちが不幸なのは、いま自分に向けられている害意が「いじめ」なのか「犯罪」なのか区別がついていない所です。

何かを盗られる。
何かを壊される。
肉体的に苦痛を与えられる。
血が出る、あざが出来る。
脅されて不本意な事をさせられる。

これらは全て、学校外で行われたら犯罪です。
犯罪の被害者なのであれば、死を選択する前に、警察に相談するのが正しい選択です。
その正しい選択を学校や親に教わっていないのが、一番の不幸なんだと思います。

仮に警察に相談しても相手にしてもらえなければ、今は簡単に世の中に訴える事が出来ます。
自分の身分を明かす必要なんてありません。
相談した警察書、わかるなら担当者の名前を書き込めば、物好きな方々が炎上させてくれます。
そうなれば、警察も動かざるを得ず、それが犯罪行為なのであれば、救われます。

無視
陰口
仲間外れ

これは「いじめ」です。
「いじめ」に対しては、警察に相談しても何の解決にもなりません。
何故なら、彼らは犯罪の摘発が仕事で、犯罪以外の事には介入が出来ないからです。
「いじめ」は、残念な事に何処の世界でも存在します。
集団が形成されれば、異端は弾かれるのが当然だからです。
何故なら、その群れの規律を乱すからです。
規律とは、世の中の常識や法律以外に存在するローカルルールです。
そのローカルルールを多くの人は守る事で、弾かれることを避けています。
「いじめ」に合うという事は、何某かのローカルルールに抵触した可能性があり、必ずしもいじめた側の問題だけではないと言えます。
まずは、自分が抵触したかも知れないローカルルールが何なのかを突き止め、それに対して謝罪する事が解決の糸口になります。

非を認め、それを是正した人に対して、何時までも害意を向けられる人はそう多くはありません。
一部人の間では「いじめ」が継続するかもしれませんが、その行為に対して反意を持つ人も同時に出てくるので、孤立からは避けられ、1人ではなくなれば、いずれいじめは沈静化します。

この方法は、社会に出てからも続く「いじめ」にも有効で、本来の「いじめ」の解決策でもあります。
ただこの方法は、前述の犯罪者に対しては全く意味を持ちません。
犯罪者は、自分の利益の為に標的を選び己の利益を享受する輩だからです。
ですから、犯罪の被害者であれば、警察の介入が必要不可欠なんです。

最後に一番難しいのが、「差別」です。
前にも書きましたが、人は異端を弾きます。
見た目の問題で、弾かれるのであれば、それは「いじめ」ではなく「差別」です。
見た目以外にも「転校生」が群れから弾かれるのもこれに該当します。
ですが、多くの場合、ローカルルールを理解し、その群れに溶け込もうとすることで解決されるのですが、見た目による「差別」は、それが適用されません。
何故ならそれが差別だからです。

ただ、見た目の差別は、一生続くので、変えられる見た目であれば、変える努力は必要になって来るのかと。
変えられない見た目による差別は、自分に与えられた試練だと理解し、何でも良いので、一つ人より抜きんでたものを作るしかありません。
多くの人は、見た目の印象で判断してしまいます。
ですが、群れに属する事で、見た目以外の特性も判断基準になってきます。
その時に、その特性が多くの人が認めるものであれば、見た目による差別は軽減され、あるいは無くなります。
それでも無くならなければ、「差別」に対して積極的に介入するNPOがありますので、そこに相談してみてください。

「死」という選択は、最終的な選択です。
本来であれば、あらゆる事を試し、それでも解決されず耐えられない時に選択する選択肢です。
ですが、対応手段が残されているのに、その選択をしてしまう人が居るのではないのでしょうか?

>>自分が死ねばいじめた側は反省するかな

いじめた側は反省をしませんよ。
何故なら、本来の「いじめ」であれば、それはいじめた側が自分達、或いは自分が属する群れを守るための手法の一つだからです。
問題は、これまで述べたように、犯罪や差別を「いじめ」として一括りにしてしまったことで、それぞれ異なる対応をしなくてはならないにも関わらず、それをしてこなかった事にあります。
犯罪者に対して、差別を止めるように言っても無意味であり、差別をしてる側に、犯罪を止めるように伝えても理解されるわけがありません。
本来の「いじめ」はいじめられる側が態度・対応を変えない限り無くなりはしないもので、態度・対応を変える事で収まるものです。

学校やマスコミが、「いじめ」「差別」「犯罪」を一纏めで語る限り、今の「いじめ」問題は無くなりませんし、自殺する子供も減らないでしょう。
標的になってしまったら、自分に行われているのは何なのかをまず考えてみてください。

犯罪であれば、警察。差別であれば我慢、もしくはNPOへ相談。いじめであれば、まずは自分の言動を改める。

死を選ぶ前に、やれることはあると思いますよ。



■中3死亡「いじめ見聞き」100人
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=5741290

 岐阜市の中学3年の男子生徒(14)が7月、マンションから転落死し、自宅からいじめを苦にしたメモが見つかった問題で、市教育委員会が設置した外部有識者5人による第三者委員会(委員長、橋本治・元岐阜大教授)は8日、市役所で第3回会合を開いた。全校生徒約500人に対し、委員会が実施したアンケートの結果、約100人が「いじめを見聞きした」と回答したことを明らかにした。


 男子生徒は先月3日朝、自宅近くのマンション駐車場で倒れているのが発見された。自宅からは「自分が死ねばいじめた側は反省するかな」などと書かれたメモが見つかった。中学では5月末、同級生が男子生徒へのいじめを記したメモを担任教諭に提出。しかし、メモは校内で共有されずに廃棄されたことが明らかになっている。


 アンケートは当初、3年生全員と、同じ部活に所属する部員計200人に実施するとしていたが、対象を拡大した。


 8日の委員会は、非公開で2時間20分にわたり開かれた。終了後に取材に応じた橋本委員長はアンケート結果について「いじめを見聞きしたとの回答が約100人。さらに、いじめのうわさを聞いたと答えた生徒が約150人いた」と述べた。


 委員会は今回の結果を受け、今月下旬から来月にかけ、いじめを見聞きしたと回答した約100人のうち、保護者の承諾を得られた生徒に対し、聞き取り調査を進める方針を明らかにした。橋本委員長は「いじめといってもいろいろあると思う」として、回答者から「見聞きした」という事例の日時、場所、様態などの詳細を聴取する考えを示した。


 今回のアンケート結果について、岐阜大の近藤真庸教授(教育学)は「100人もの目撃者がいながら、担任教諭を含めた教員がいじめに気付いていなかったとすれば、目の前の子どもを見ていなかった、ということになる。あるいは、子どもたちは教師に言っても無駄だと感じていたのかもしれない。これまで学校が定期的に実施していたいじめの調査は機能していなかったのだろう」と指摘した。


 市教委は「調査は継続中であり、現段階で市教委としてコメントする立場にない。調査を注意深く見守りたい」と話した。【高橋龍介、横田伸治】


「先生が子どもにおわびすべきだ」


 教育評論家、尾木直樹さんの話 このようなアンケートで、100人もの生徒が「いじめを見聞きした」と答えた例は無いのではないか。まず、先生が子どもたちにおわびすべきだ。校長の「報告が無かった」というのは言い訳にならない。また、男子生徒を救えなかったと感じている子も多くいる可能性もあり、在校生の心のケアが必要だ。今後の検証も、スピード感を持ってやらなければならないと思う。


毎日新聞

<岐阜中3自殺 市教委いじめ認め謝罪 メモはシュレッダーで処分>
<同級生の告発生かせず、いじめ激化か 岐阜・中学生転落死>
<「教委に任せすぎた。非常に申し訳ない」いじめ問題で吹田市長謝罪>
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