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2019年06月20日05:27

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日本の人事

日本経済新聞の一面に、日本の優秀なAI人材が他の先進国に比べて少なく、かつ多様性も低いという記事が掲載されていました。それは、終身雇用で年功序列による段階的な昇給システムが要因なのでしょうか。

少し前までサラーリーマンは部長まで昇進出来れば数少ない勝ち組とされてきました。どの会社の部長も、机に座って新聞を読み、書類に捺印して、役員や社長の動向のみに気を使い、運よければ役員に上り詰める為に派閥抗争には積極的に参加している事でしょう。

運悪くても、定年まで降格することはなく、安定感に満ちていました。それは昔の話ですが、こんな妄想や幻想に囚われている人たちがまだ上層部には数多くいるのです。その代表的なものが連合と経団連ではないでしょうか。

この団体は終身雇用・年功序列・段階的な昇給システムを維持しようとしています。今後もこの仕組みを維持しようすれば、その企業は崩壊するのではないでしょうか。安倍首相は、最低賃金を全国平均で1000円まであげるつもりです。

働き方改革で雇用の多様性を促進させ、年金支給を70歳まで引き上げようとし、その代わりに企業に70歳までの雇用を義務付けようとしています。ところが、日本の人事制度は、定年60歳、ピラミッド型の人口構成の時のままです。

一方、日本のホワイトカラーの生産性は先進国中最下位と言われています。雇用や人事制度が旧態依然であれば、ジョブローテンションをよしとし、何らか専門性を持つ努力を怠った人材は、いずれ社会のお荷物になるのではないでしょうか。

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