mixiユーザー(id:26661862)

2019年06月19日21:18

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仮に報道などが伝えている通りの後付け対策なら・・・

使用者の意図通りに動かない道具という「欠陥品」に変える代物なのだが?

マスコミが報道している内容から解釈すると、静止に近い状態でアクセルを強く踏むとその操作をキャンセルする代物らしい。

・・・だとしたら、
雪・泥・溝・踏切などに車輪がスタックした場合、自力脱出が不可能となるのだけど?
(つまり雪中でスタックしたら、最悪立ち往生からの凍死という結末もありうる)
更に、スタックした車をけん引して脱出させることも不可能になるな。
あと、アクセル操作をキャンセルする設定次第では、MT車につけると坂道発進が失敗して、エンストからの後逸、後方の車に衝突するかもね。

確かに機械類の安全対策にフールプルーフという考え方はある。
でも「静止状態でアクセルを強く踏む」操作が、現実の運用において必要な操作である場合に、それを一まとめに「誤操作」としてしまうのは誤りだろう。

そもそも使用者の意図通りに機能しない道具など、かえって危険な代物でしかない。
機械安全の説明をする際に用いるネタとして「カッターナイフ」がある。
カッターナイフには使いどころを間違えると、使用者の手を傷つけるリスクがある。
そこで、安全対策として「ちょっと手に当たった位では切れないよう、切れ味を落とした」とする。
これで手に当たっても簡単に切れないから安全だ・・・というのは大きな間違い。
普通、思い通りに物が切れない場合、人は余計な力をかけて無理やり切ろうとする。
で、勢い余ってズバッ・・・とかえって危険になる。
つまり、この場合の正解は「使用者に手を切る危険性を周知させたうえで、切れ味を高める」事。
使用者の意図通りに切れれば余計な力を掛ける事もなく、より安全を意識してつかるという考え方。

車についても同じこと。
こんな付け焼刃でまともな機械をガラクタに変える暇があったら、車の危険性をより徹底的に周知させて、自ら免許を返納するなり慎重に運転するなりの判断を促すべきと考えるが?

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■ブレーキの踏み間違い防止 ホンダが後付け装置発売へ
(朝日新聞デジタル - 06月19日 18:30)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5670518

 ホンダは、アクセルとブレーキの踏み間違えによる事故を防ぐため、販売済みの車にも取り付けられる装置を近く発売する。ホンダによると19日の定時株主総会で、装置の発売を求める株主に対して、八郷隆弘社長が「後付け機能も、できるだけ早く販売したい」と答えた。すでに開発に取り組んでいることも明らかにしたという。具体的な発売時期や価格、対象車種などは未定。

 ブレーキをするつもりで誤ってアクセルペダルを強く踏み、急加速して事故につながる例が目立つ。事故を防ぐため、後から車に取り付けられる装置があり、費用は数万円かかるのが一般的だ。東京都が高齢者による購入・設置費の9割ほどを補助すると決めるなど、自治体の支援制度が拡大しつつある。

 こうした装置は一部の部品メーカーや自動車用品会社が販売するのにとどまっていたが、昨年12月にトヨタ自動車が新たに発売し、対象車種を拡大する方針も示している。トヨタの子会社のダイハツ工業も同様の装置を販売している。(友田雄大)
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