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2019年04月22日17:55

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麻雀放浪記2020

話題の作品を観てきました。

思いっきり主観的に言わせてもらうと、
大麻使用で逮捕された、ピエール瀧の
出演が問題にならないくらい、作品
自体に問題があるクソ映画だった。

誤解を恐れずに書きますが、むしろ
ピエール瀧逮捕の話題がなかったら、
今以上に観客動員数が少なかった
かもしれないくらいひどい作品。

もう今年のラジー賞(蛇いちご賞)
ノミネート間違いなしだと思う。

上映が始まって5分もすれば、何が
ひどいのか説明しなくても分かる、
分かりやすいつまんなさ。

それは私だけではなく、レイトショー
で一緒に館内にいた他の12人の観客も
同じ思いだったと思います。

私の隣の反社会系高齢夫婦は本編が
終わった途端「つまんねえ映画だった」
とエンドロールを見ずに早々に帰宅。

私の後ろに座っていた、大学生と
見られる三人組は、上映前は麻雀放浪記
(元の作品)に対する思いを熱く語って
いたのに、上映中はもちろん、客電が
点いた後も一つの声ももらさずに退出
していきました。

私自身も、上映の途中で帰りたいと
思う作品はかつてありませんでしたが、
この映画だけは別。

いや、一本だけ自宅で観たのですが
カナダで制作されたガンダムの映画
「Gsavior」という映画。内容が全然
入ってこず、上映時間が永遠に感じ
ましたよ。

阿佐田哲也が書いた麻雀放浪記に対して
のオマージュは出てくるのですが、
スピンオフでもなく、単に有名著作の
冠名だけを借りて作った全くの別作品
です。麻雀放浪記だと思って見に行って
はいけません。

でも麻雀放浪記を知ってる人は、ドサ健
を的場浩司、出目徳を小松政夫、ママを
ベッキーが演じているところは興味深い
と思います。

あと、斎藤工の学ランふんどし姿が拝め
たり、メイド雀荘で働くメイド姿の麻雀
アイドルを演じるチャランポランタンの
ボーカルももと、そのマネージャ兼所属
事務所の社長をしている竹中直人の
クズっぷり演技はすごかったです。

岡崎体育もドルオタ役でいい味出してい
ました。

とにかくこれだけの豪華メンバーを揃え
ながら、物語の見せ方が最低。全然、
ストーリーに入っていけないし、中だ
るみしすぎで、その話いるの?って
カットも色々。

エンドロール後のラストシーンで、
この映画の重要ポイントであるベッキー
演じる役の秘密が描かれていたこと
だけは気になりました。

ちなみに原作レイプかと思ったら、
麻雀放浪記2020というコミックが同時
進行で出ていたようです。そちらとは
話が同じ模様。

この作品は、クソ映画としては最高
です。ぜひ闇に葬らずに黒歴史として
後世に残してほしい。


◆蛇いちご賞
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%9B%87%E3%81%84%E3%81%A1%E3%81%94%E8%B3%9E

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