近年、ISSなどの宇宙実験には人間が積極的に出て行っている反面
有人宇宙探査は減ってきています。代わりに無人機の活躍が目立ち、
黄金期を迎えているようにも見えます。
そんな無人機の活躍がまた発表されたようです。
soraeの記事によると、無人探査機「ニューホライズンズ」が捉えたカイパーベルト天体
「ウルティマ・トゥーレ」のカラー版の高解像度画像が公開されたそうです。
この画像は、ニューホライズンズに搭載されている広角多色可視画像カメラ「MVIC」によって
6,700km離れた位置から撮影し、
1月24日に公開された高解像度画像を元に、カラー加工されたものだそうです。
雪だるま感の強かったモノクロ画像と違い、カラー画像ではじゃがいも的要素満載です。
「ウルティマ・トゥーレ」は長さは33km、大小2つの天体が合体したような形状で、
この高解像度画像から、クレーター跡の少ない非常に滑らかな表面。
「ウルティマ・トゥーレ」、「最果ての地」を意味するこの天体を研究すれば、
初期の太陽系や惑星の誕生の歴史が見えてきそうです。
ニューホライズンズからの最新画像に期待が寄せられます。と記事は結びます。
撮影距離ですら6700kmですものね。
打ち上げは2006年でしたか、すでに13年。
私が子供の頃話題になったパイオニア10号はやっと太陽系を離脱、
運用終了後、アルデバラン到着は約170万年なのだそうです。
天体観測と言うのは、気の遠くなるような距離と時間がかかりますね。
でも夢をリレーするみたいで素敵な学問でもありますね。
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