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2018年12月26日12:32

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「NHKの粘り勝ち」と記事は書くが……。

米津玄師、『紅白』初出場&テレビ初歌唱 徳島から生中継 NHKの粘り勝ち
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=54&from=diary&id=5434179
テレビメディアに距離を置いている印象のあった米津玄師がNHKの「第69回NHK紅白歌合戦」に「白組歌手として初出場し、出身地である徳島県からの生中継でTBSのドラマ主題歌としてロングヒットとなった「Lemon」で、テレビ初歌唱を行う」ことが決定、ですか。紅白歌合戦でテレビ初の歌唱、かつ地元の徳島県からの生中継と、69回の歴史を歩んだ紅白歌合戦としてはまさに"異例尽くし"の出演(出場)となりましたが、「その年を代表する歌手及び曲目を披露する」と言う紅白歌合戦の本来あるべき姿に見合う出場者であることは間違いないとしても、動画や配信と言ったインターネットを主なフィールドとして活動して絶大な人気を誇ってきた人であり、ラジオの出演はあってもテレビではインタビュー・VTR出演などに限られていた、言わば「テレビに出ない人」たる米津玄師を"引っ張り出す"ことに成功した訳ですから、NHKとしても"これ以上ない恰好のコンテンツ"を得たと言えると思います。
記事曰く、米津玄師側としては出演の予定はなく、粘り強い交渉をしたNHK側からの提案で「出身地である徳島からの生中継」という話となり、急遽出演が決定したとしていますが、これまで「出る必要、あるいは出る意義(意味)があると思えるならば出ても良い」と言うスタンスで臨んでいたと言われる米津玄師であり、昨今、同じような考え方を取っていたJ-POPアーティストの出場が相次ぐ中(例えば、今回の出場者で言えば松任谷由実、MISIA、Suchmosなど)、米津玄師自身として紅白歌合戦を「出る意義のある対象」との考えがあったと考えるとしても不思議はないのではと思います。
記事は、「レコード会社による出演までの経緯」としてドラマ側の希望で「亡くなった人を想う曲」として制作をしている最中に祖父が他界、「結果として「あなたが居なくなって悲しい」という気持ちを吐露するような楽曲になりドラマ側にも受け入れていただいたことで、多くの方に聴いてもらえる曲に育ちました。」としており、祖父の一周忌の時期である大晦日に「自身の故郷、そして、祖父の生きていた土地・徳島で、この曲を歌う事の意味を感じることが出来たため、この度のオファーを受けさせていただくという結論に達しました。 」とのコメントを紹介していますが、同様にテレビメディアに距離を置いていたアーティストが紅白歌合戦に出る流れがあった中ゆえ、さほどは消極的ではなかったとも考えられそうな感じもあるように見えるのが正直なところでしょう。
それにしても、まだ27歳でこの1〜2年ほどで急速にブレイクしたような米津玄師にそこまで"条件面での譲歩"をすると言うNHKもNHKであり、その意味では何ともスッキリしない印象の残る「サプライズ出場」となった一面は否めないと思います。
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