２０２０年５月７日

かねてから廃止と報道されてきた、
北海道のＪＲ札沼（さっしょう）線・北海道医療大学〜新十津川間４７．６ｋｍについて、
２０２０年５月７日付けで廃止ということで合意した、と報道されています。
今後、廃止届を、おそらく来年ＧＷまでに提出するものと思われます。


札沼線の（札幌〜）桑園〜北海道医療大学の間は、
札幌都市圏ということで乗客も相当数多く、
高架化、複線化、電化が進められてきた経緯があります。
ＪＲ北海道単独で維持できるという営業成績でもあります。


一方、今回の廃止区間は乗客が少なく、
そもそも運行本数も石狩月形まで７．５往復、浦臼までは６往復で、
その先の新十津川まではなんと１日１往復です。
日本一運行本数が少ないと言えるでしょうか。
（国鉄時代の清水港線なみですが、清水港線は朝・夕で１往復だったのに対し、札沼線は朝方１往復のみ）


私も新十津川まで乗車しましたが、
当時はまだ３往復ありました。
夕方の列車に乗車すると、浦臼までは高校生の乗客もいたのですが、
そこから先、乗客は私一人だけでした。

折り返しの新十津川発に乗ると石狩月形まで誰も乗ってきませんでした。


今回廃止となっても驚きはしませんが・・。