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2018年10月01日21:10

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僕のヒーローアカデミア 3期

オールマイト「ヒーローとは…! 常にピンチをぶち壊していくものッ!!」

アニメ三期全25話見終わったレビューと感想を描いた絵と共にまとめる。

■【作品設定など関連レビュー】■
■一期:http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1960211003&owner_id=5239087
■二期:http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1963035464&owner_id=5239087


■【レビュー】■━━━━━━━

以前ので作品としては大体レビューし終わってるため、三期の内容を。

今期も全体的に素晴らしく、非常に質が高かった。
リアフレのYいわくかなり大ヒットしてるらしく、名実共に日本を代表するヒーローものの熱い王道少年漫画と言っていいだろう。

三期の特に見所は、

・「主人公デクのヒーローとしての本当の資質が問われ、格上との限界の戦いを強いられるマスキュラー戦」

・「最強のヒーローであるオールマイトと、最強のヴィランであるオール・フォー・ワンの頂上決戦」

この二つだと思う。
デクとオールマイトの魅力が良く出ていて、ヒーローの厳しさ、オールマイトに関しては育てる者の大変さも見せていた。
正義と悪の両方の師弟ものとしても描写されている。

作画的にはその二つと後半のライバル対決がかなり見所。

内容は、各キャラの新たな面が見れたり新キャラクター達が多数追加で盛り上げている。
マスコミ大衆に批判され謝る事になるプロヒーロー達や雄英高校など世界観のリアルな面も描写し考えさせられる。
今期はヒーローの裏側の厳しい面に焦点当たってたようにも思う。

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■得点:100点。




■【感想 ※ネタバレ有り】■━━━━━━━━━

やはりデクがいい主人公だと感じる。

4話のマスキュラー戦はほんとに熱かった。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1966390153&owner_id=5239087
デクはこれまでヒーローらしかったけど、本当の意味でヒーローになったんだなと。

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腕の酷使と負担から、オールマイトと違うシュートスタイルを編み出していくのはデクならではの考えながら成長しているのを感じる。
能力は同じでも人によって変わってくる、無理な部分もあるっていうリアルさが良い。


■「46話で、厳しい勝負の世界だって事を考慮せず安易に雄英を叩くマスコミ大衆にはイラっとした」
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ヴィラン側が爆轟を勧誘するための言葉の一部は同意出来る部分があった。
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死柄木「不思議だよなぁ〜 何故ヒーローが責められてる?
 奴らは少し対応がズレてただけだ。
 守るのが仕事だから?
 誰にだってミスの一つや二つはある。
 お前らは完璧でいろって?
 現代ヒーローはかたっ苦しいなぁ」

スピナー「守るという行為に対価が発生した時点で、ヒーローはヒーローで無くなった。
 これがステインのご教示」

死柄木「人の命を金や自己顕示に変換する異様。
 それをルールでギチギチと守る社会。
 敗北者を励ますところか叩く国民」

実際の死柄木の理由は私怨でしか無いし、ステインはヒーロー原理主義にこだわり過ぎて潔癖になってるだけだ。
だが、ヒーロー達を擁護する意見については全面的に同意だわ。
決まった作業するだけじゃない、優れた人間同士の勝負の世界なんだから失敗する事もあって当たり前。
無能な大衆はそれを考慮してないように見える。
その批判してるつもりの叩きは、最前線で悪を止めてる優れた者の足を引っ張るだけの無能の憂さ晴らしでしかないと。
実際ヒーロー達がどれだけ本気でやってるか見ていれば分かる事だし、見てないほぼ無関係な外野が口出すべきじゃないと感じる。
意見出せる奴は相応に調べた考えてる奴だけにすべきだと感じる。
これはリアルにも通じる部分に感じる。


■「49話の全力のオールマイトの戦いぶりは熱く、凄まじかった」
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ラスボス枠であるオール・フォー・ワンがもう出てきて本気バトルするのは意外だったし、予想してるよりも遥かに強くて驚いた。
完全に他と格が違う、別次元だと描写で分かりやすく感じられた。
オールマイトとオール・フォー・ワンだけの舞台で他が立ち入る事を許されないレベルで、何でこいつらだけダントツで強いのか理由あるんだろうか。

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マスクの下の顔は削げ落ちてて器具無しでは生きられない、眼の代わりに能力使って把握してたってのも半端じゃない。
全盛期どんだけやべぇんだよっていう。
デザイン含めいいキャラだと思う。

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隠し続けた衰弱した体の限界、マッスルフォームを維持出来ない程疲弊しても戦い続けるオールマイトは、情けない姿と言われてたが本当に熱かっこよかった。
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師匠との思い出と共に受け継がれていくヒーローの意志と力を感じさせる演出は胸が熱くなった。
本当の強さとかっこよさと熱い魂、ナンバーワンヒーローの説得力を存分に見せてくれて素晴らしかった。

疑問なのは、これだけ危険なオール・フォー・ワンを即処刑にしないのが意味分からん。
現状誰も止められる奴いなくなってんのに。


■「謝り続けるナンバーワンヒーロー」
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これだけ頑張って良い事して強くて偉大なのに謝り続ける事になるのがほんとおかしいと思うし貧乏くじだなと。
デクの願いを叶えるために能力渡したのに、親に反対されて土下座って展開はリアルではあるが可哀想。
ここはデクが自分の意志で決めてオールマイトに手伝ってもらってるだけだと親にしっかり言うべきとこだと思う。
こんだけ偉大で優秀なナンバー1ヒーローを土下座させるとか有り得ねぇだろ。

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ボロボロになってるオールマイトを見てそうなって欲しくないっていう親の気持ちはリアルだし分かるけども。
優しい良い親なんだけど、デクにとって本当に必要な事や夢を毎回否定してるように感じる。
デクが欲しいのは、現実的で優しい道じゃなく、厳しいけど強く輝く道だからなぁ。
必要なのは応援とアドバイス、失敗したときのフォローじゃなかろうか。
この辺の描写は他作品ではあんまされないリアルな部分だった。


■「爆豪に妙に優しく優遇されてる内容に感じる」
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世界に保護されてるような感じを受けた。

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爆豪を助けに行く流れで、プロ達の邪魔にならないように命令聞いてとりあえず待機しとくのが正しい。
絶対に助けられる強い力があるか、自分ら以外動けないなら別だが、そうじゃないならただの命令違反。
己の助けたいという欲望を抑えられないのはヴィランに近いっていう梅雨ちゃんの発言も正論。
こういう厳しいけど相手のためにもなる事を言うのはリスク高く自分の損が大きいが、身を案じて言った梅雨ちゃんはいいヒーロー。
だが、それを評価する奴がろくにいない。
梅雨ちゃんはその後も悩んで自分を責め続け泣いて謝る展開にしたのは過剰でおかしく感じる。
冷静な飯田君も止める側だったように、基本的に正しいのは止めた側。
キャラの性格ってより、爆豪に対して敵対行動と作者が感じて痛い目見せたようにも見える。

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デクに常にイラつき続けずっと不当にディスり続ける粘着DQNぶりも気持ち悪いし見ててイライラしてくるが、これはお咎め無いしデクは優しいから不問だしな。
他に凄いヒーローはいくらでもいて、過去に酷い事されて現在もディスられ続けてる爆豪に対してデクが何故特別視して優遇するのか説得力がイマイチ感じられない。

ちょくちょく爆轟に対する変な優遇ぶりが垣間見れて、作者が特別気に入ってるキャラなんじゃないかと邪推させてしまうような、ラノベ主人公補正に近いものを感じる。
ここだけが唯一この作品と合わないとこかも。


多少疑問点はあるものの、今期も変わらず出来がいい王道作品だった。
素晴らしい原作、アニメ製作者達に感謝!
来期も楽しみだ!
さらに向こうへ!プルス・ウルトラァ!!
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