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2018年09月25日00:04

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自分のためだけの覚書115

■安倍首相3選で改憲議論はどう進む 地方の危機感と野党連携
(THE PAGE - 09月24日 14:11)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=177&from=diary&id=5302530

思いつくままに書く。

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まず、私は政府の経済政策は、必要最小限の介入にとどめるべきであるという立場である。
この「必要最小限」というのが、どれだけのものなのかという事が、議論の的である。
それについて述べるのは何時かの機会にするとして、地方経済の進展と、憲法改正と、それに伴う軍備増強と外交政策などを考えないといけない。

まず、地方再生というが、国が主導する地方再生など、上手くいくはずがない。
地方再生をしろと言う人間は、具体的にどのような政策を考えているのか。
各地方ごとに必要としている政策は違うし、できる政策も違う。どこの町に行っても代わり映えのしない風景を見させられて、面白くないという意見は数十年前からあるのに、またそれと同じことを行おうというのだろうか。

地方再生は、お金を落としてくれる、「消費者」を見て、「消費者」が地方にお金を回すようになる方法を、各地方が真剣に考えないといけない。
お金を落としてくれる対象が、「国」や「政府」や「財務省」ではいけないのだ。
もし、記事の中にある「異論を聞かない」「自分のためにルール変える」という言葉が、「消費者」を向かないで、「国」や「政府」を向いてばかりいる人の言葉だったならば、はっきり言って、無視してよい言葉である。
何より、一昔前にちやほやされた「既得権益の破壊」ではないか。民主党の仕分けよりも強力な仕分けである。

国がすべての地方を一斉に救えるのは、「大量生産 大量消費」の時代である。工場を作って稼働させれば上手くいく時代の話である。そんな時代ではない事は、分かるはずである。地方の現場の肌感覚と記事にはあるが、経済の現場の肌感覚を、その地方の人々は感じているのだろうか。何より、この記事のアドバイザーの中野教授は感じているのだろうか。

国ができる、各地方に一斉に行える投資は、一言で言えば「インフラ関係」である。記事の中にある、小中学校のクーラー設置やブロック塀の安全対策なども含まれる。
しかし、インフラは作ったら終わりという話ではない。メンテナンスが必須である。鉄道会社の保線作業員を思うと良い。彼らがどれだけ社会を支えていることか。もしも知らない人がいれば、必ず調べてほしい。彼らに限らず、インフラにかかわるすべての人は、尊敬されるべき人たちである。

さておき、この保守費用をどこが負担するのかで、20年ぐらい前から日本は大騒ぎになっていたわけである。「クマしか通らない道路を作るな」とか「コンクリートから人へ」とか「箱物行政」とか、批判の言葉は山ほどあった。
つまり、国が地方に一斉にできることは、実はもう、ほとんどないのである。あったとしても、マスコミは「バラマキ」と言って批判につなげるだろう。何がどうなったらバラマキになるのかは一言も言わないまま。

というわけで、国が地方に一斉にできることは、ほとんどない。だから地方が自主的に考えなければいけない。そこで地方分権だったり、地方自治だったりという話になるわけで、それが地方の人たちに理解できなければ、票が入らなくてもおかしくはない。

私のような素人でも、このようなことまで考えることはできる。調査は流石に時間がないからできないが、記事にするならそれぐらいは調べてほしい。だが、さすがに本職の記者でも、時間的制限があると無理だろう。それよりも、中野教授のような底の浅い予想屋の発言までで収めた方が、楽というものだ。

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以前からいろいろ書いてきたが、憲法改正をするもしないも、最終的には、「中国に対してどう対応するのか」が決まらないと意味がない。

中国は武力でアジアでの影響力を増そうとしている。九段線、尖閣諸島、サンゴ密漁、海外に中国軍の軍事基地を作るなど、1945年以降の国際秩序に対し、真っ向から戦いを挑んできている。

そしてアメリカは、オバマ大統領が、世界の警察からの撤退を表明した。その為、アラブ諸国はアメリカへの信用を失った。中国はもっと調子に乗った。そして今のざまである。
そして日本はどうするのか。「1945年から続く、現在の国際秩序」の世界で生きるのか、「中国発の国際秩序」の世界で生きるのか、それとも「日本発の国際秩序」の世界で生きるのかを、選択しなければいけない。

各国際秩序がどのようなものなのかという議論が必要で、加えて「日本はどのような地位を得るべきなのか」という議論も必要である。

これらが出来たうえで「憲法9条2項をどうするのか」という事になるのである。
無論、上記の議論に加え「私はこういう国家体制であってほしい」という希望の議論もして必要である。その希望を「現実に達成するための手段」が政治なのだから。

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野党が信頼できないのは、ただただ筋が通っていないからである。

名前を変えてだけで何も変わっていないのに、もう違うと言い出す屑。
選挙に勝つために民進党を離党し、希望の党に移動し、選挙が終われば離党する屑。
そんな連中が信用されるはずがない。
中野教授は、なぜそれがわからないのか。
そして、屑どもの口から、上記のような国家戦略を聞いたことがない。

私は政府の最大の仕事とは、外交と治安だと考えている。
この二つは民間で肩代わりできない。これこそ国家の仕事だと考えている。経済も外交と治安対策のためには必要であるが、経済よりも重要なのは外交と治安である。
その仕事を満足に考えられない連中に、政権など持ってもらっては困るのである。
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