mixiユーザー(id:20649087)
2018年07月29日13:08
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ダナン日記�検ィ掘．薀�スのメコンを見に行った（３）
予想していなかったことが起こっている。携帯に表示される二つの気温がしばらく逆転現象を続けたのだ。私の携帯には画面上部の右にダナンの気温、左に大阪の気温が表示されている。年初から日本の春、梅雨の時期にかけては、常にダナンの方が高い。当たり前と言えば当たり前。私の日頃の考えとしては、ただ8月だけは結構拮抗して、抜きつ抜かれつみたいな日があって、秋になるとまたダナンが常に優位さを保ち、圧倒的に強い冬を迎えると思っていた。
だが先ごろの日本の猛暑は、大逆転現象を起こし、先週、先々週と日本が圧倒的に高かった。今、西日本に台風が来て、昨日今日とダナンの方が高温になっている。
さてルアンパバーンに戻る。私が泊まったホテル、実はオーナーは韓国人だった。彼が言うには、韓国も今、酷暑だか猛暑で、ここラオスの方が涼しくて大勢旅行に来ているらしい。確かに滞在した三日間、あちこちで韓国人を見た。夏休みの所為か家族連れ、または若い二人連れが多い。初日、二日目と、両替商のレートのいい店とか、マッサージのいい店は彼に教えてもらった。
私のホテルは町の中心、旧王宮、今の国立博物館の隣にあって、その正門の反対側にプーシーの丘がどんと鎮座している配置なので、ホテルからも緑が鬱蒼と茂る小さい小山とそのてっぺんに寺院のものらしい尖塔が見える。
ベトナム、ラオスの間には時差もない。４，５０分のフライトで、隣国にいる感覚がしばらくなかった。午後三時頃、チェックインして早速、両替をしに外へ出た。丘の方向へ２，３０ｍ歩くとメインストリートがあって、夕方から賑わう夜市のテント張りが始まっていた。総長２００ｍくらいの通りを、オーナー韓国人に教えてもらったとおり、王宮の反対方向へ歩いた。店のメインは敷物やスカーフなどの染め物、木彫りなどいろんな置物、正直あまり欲しいと言う代物ではなかった。両替商、レストランも結構ある。
教えてもらった両替商のレートは、ドルも円もドンも確かに良かったので１００USドル換えることにした。それからホテルに引き返し、その道を真っすぐ進むと、メコンの川辺に出るとホテルでもらった地図にあったので、川を見に行った。
ちょうど日没前で、簡単なクルーズもいいかなと思っていたら、船頭らしき男が近寄って来た。一時間15万キップ（約2000円）でメコンのサンセットが素晴らしいと言った。まだ具体的に考えていなかったので、言葉を濁らしていると、値がどんどん下がった。こりゃいつものように3掛けの世界かなと、試しに5万キップと言うと、最初は有り得ないという表情でしばらく8万に固執していた。10分くらいして帰ろうとしたら、5万OK。な〜んだ、軟弱な奴めと思ったが、明日また考えようと河畔をあとにした。
メインストリートを反対へ行くと、夜市の店が切れて食堂街が現れた。主に欧米人が食事をしていた。２，３店で表に立ててあるメニューをチェックしていると、女の店員が笑顔を振り撒きながら勧めてくれる店があった。そういう優しさには、最近コロッと攻略されやすくなった初老の旅人は、「いいねえ、この店。」と呟いて店に入ったのである。
メコンの魚を焼いた料理と焼きそばみたいな麺類を、初めて口にするBeerlaoと共に食べたが、とても美味だった。
（つづく）
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