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2018年07月19日14:12

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皆も気を付けるように!

この事は何回か書いた記憶があるけれども。。。

その昔、平日の昼間に
それも仕事の合間にそういう間柄の人と
ひと時の間、ホテルにしけこんで
そういう事をしてサッパリしていた時期があった。
当時の僕は「やる気」という点では著しく低下していて
加えて
その時のパートナーにメロメロだった。
相手も憎からず思ってくれるのか、
僕が不意に誘っても余程のことが無い限り、指定時間に指定場所に来てくれた。

真夏の事だった。
その日も得意先へのアポイントは3つくらい取っていたけれど
午前中1件、午後から2件と緩やかで
朝の10時半に一件訪問すると11時過ぎに時間が出来た。
貪欲な営業マンなら、
空いた時間に次の訪問先のリサーチするとか
もう一件、アポなしでも訪問を企てるとか
それなりに努力するだろう。
だが、その消極的な営業スタイルでも
部の全員がノルマ未達の中、
ただ一人「前年比プラス、ノルマも達成」をずっと続けられていた。

理由は簡単である。
異動で移って来た部の前任者たちのモチベーションがもっと低かったからだ。
僕は決して優秀な営業マンではなく
積極的にセールスするタイプではない。
「良かったら、声をかけてください」
と大人しくセールスするだけである。
但し、売り上げに無関係であっても
得意先の相談には何でも乗ったし、
「どうやって儲けたいか」を訊いて、相手の儲けを重視した。
大阪だから、自分だけが良くて相手がダメ、でも平気でいるような
ろくでもない顧客が多かったが、そこもセールスしなきゃ売り上げは出ない。
みんなが嫌がって放置していた得意先ばかりを片っ端から引き受けて
それを担当としたのである。

だから、「前年の売上」というのは極端に少なく
そこに積み上げられるノルマも高々知れていたのである。
しかも、「皆が嫌がる」得意先なので
ライバル会社の営業マンも足が遠のいているようなところばかりだ。
それらを数多く、人一倍抱え込んで
ちょっとずつ売り上げに貢献してもらう事で
1〜2年は、ずっと「ノルマ達成」が見えていたのである。

その日は月末で、当月の目標も達成し、
翌月の予定もおおよそ固まったところで余裕があった。
「3時間ほど時間がある」と彼女にメールすると
その半刻後にはどこかの駅の改札で顔を合わせる事が出来た

僕たちは改札前で顔が合っても
遠くから小さく手を振る以外には殆ど言葉も交わさない
近づいてからも
「行こうか」
と僕が呟くと、その後を彼女がついてくるだけである。
繁華街の外れにあるホテル街に抜けていく路地をくぐると
始めてそこで手を握った。
真夏の真昼近くの都会の真ん中である。
それまでは少し憚られるような気持ちもあったが
その路地を抜けていく事イコール今からセックスする、というのが
明白なほど如何わしい界隈の如何わしいホテルである。
掌にはべっとりと汗をかいていた。
握った瞬間から自分の汗か相手の汗かは分からなくなっていた

建物に入り、自動ドアから一番近い部屋に入り
扉を開けて中に入ると、自分でチェーンロックを掛けた。
僕も彼女もいそいそと服を脱ぐと全裸になり
それからシャワールームとベッドの上と床の上と洗面所などで
ひたすら交わった

どのタイミングか忘れたが、きっとシャワーを浴びた後なのに
汗だくになり体中がべとべとになったので
「空調が効いていないな」
と思って、エアコンのスイッチを入れて
またもつれ合うようにして交わりを再開した。

一時間以上、休みなく体を動かしたので
休憩をはさんだ。水分補給が必要なほどに
全身が乾いているのが分かった。
「ビール、買ってきたよ」
さっきまで艶めかしい声で鳴き続けていた彼女が
急に快活で良く通る声で僕に声を掛けた。

僕は、その人とする時に水分補給をするときはしばしば
口移しで飲み物を飲ませたり、飲ませてもらったりしていた。
その時もビールを口移しで一缶空けて
さらに水も飲んだように思う。

休憩を挟んだ後、再び激しく体を動かし始めたのだが
少し調子が悪いと感じるようになった
汗は一切出ず、お互いの体のべたべたした部分が
どんどんサラサラになっていく
だが、部屋がとても「暑かった」ので空調のスイッチに目を遣ると
「暖房」になっていたではないか!

慌てて、スイッチを切り替えて「冷房」にした
ひんやりとした空気がすぐに体を冷やすと
忽ち心地よさと全身に弛緩が走った。
と、同時にぼんやりと感じていた頭痛が
本格的になった事に気付いた。

やがて時間が来ると彼女は自宅へ
僕は次の得意先に向かった。
しかし、いつもなら「さっぱり」して向かえたのに
この日は頭痛が酷く全身が怠かった。
1件目の得意先で自分がまた汗をかいていない事に気が付いて
あるフィーリングを思い出した。

中学生の頃に部活動をしていた時
余りに暑くて頭痛がした時のあの倦怠感

当時、運動するときに水を飲むことは「悪い事」と
されていて
僕は後輩に指導するときは「飲め」と指導していたが
僕の代までは「飲んではいけない」とされていたので
真夏によく頭痛を起こしていたのだ。
僕が後輩に水を飲ませたのは、
「成長期に水分を制限したらダメ」という保健の先生の助言からだった。
熱中症対策ではなく、一口ずつ飲めばお腹も刺激しないし
必要な水分も補給できる、と言われたままに指導していたのである。

その頭痛が「熱中症」だと知らされたのは
部活動を引退してからだった。

得意先を出た僕は
近くのコンビニに入って2リットルの冷えた水を買うと
飲めるだけガブガブと飲み、残りは頭からかぶった。
少しだけ、生き返ったような気がした。
次の訪問先に向かう頃には
倦怠感だけは残ったが
汗もかき始め、頭痛も軽減されていた。

どうして営業活動中に熱中症で脱水症状になったのか、なんて
誰にも言えなかったが
その時以降、夏のセックスには
しっかりと水分補給をする事と、部屋のエアコンのスイッチの状況だけは確認している(笑)



ビールは水分ではありません!お酒と脱水の密接な関係は血液ドロドロを招く
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=159&from=diary&id=5204969
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