石川県立美術館に「若冲と光瑤」を観に行く。
<公式ホームページ>
http://www.jakuchu-koyo.jp/about.html
伊藤若冲
2016年の生誕300年の展覧会で大きな話題となった。
もともと八百屋さんの家だったからと、野菜の絵があった。
鶏がまあ、すごいこと、すごいこと。
クジラとゾウが同居する絵がたいへんおもしろかった。
どこから、海になっているか、クジラは見たことがなかったので、潮を噴いているところだけなのだが、スケール感は出ていたし、ゾウのまつげもいい感じだった。
石崎光瑤
富山出身の大正〜昭和初期に活躍した、伊藤若冲に大きな影響を受けた画家。
(写真は石崎)
若冲の鶏の絵を模写したものがあって、タッチの違いがよくわかる。
この人の絵は、レイヤーが3層ぐらいあって、樹木に覆い隠されたところに一面に花が咲いている光景を想像させるような絵があった。
好きなのは、「急雨の孔雀」という作品。
仰角で描かれた孔雀が超カッコイイ。
雨の描線もクールさを増していて、さらに色彩がすばらしかった。
美術館を出た後は、町中の樹木の枝ぶりとか、スズメが非常に愛らしく鮮明に見えましたぞい。
すごいぜハズキルーペ
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