神崎君の家/夜/廊下/雨
中「ふぅ……なんとか逃げたか。」
リ「(ゆらり)克己。」
中「なんですかリンちゃん。」
リ「実は博士に栄養ドリンク貰ったんだけど。」
中「……それは、神崎君と青山さんが飲んだ物と同じで?」
リ「…らしいわね。」
中「……。」
リ「……貴方にも、飲んで欲しいの。」
中「い、いや、僕は、」
リ「克己?」
中「り、リンさん?」
リ「愉しい事、しましょ?」
中「ちょっ、まっ、アアーッ!?」
バックヤード/ゲーム部屋/雨
木「ん? うーん。」
グ「お? あー。」
ハ「お、お二人は、平気、なので?」
が「む、むぅ……。」
木「まぁ、俺とグミは割合欲望に忠実だからなぁ。」
グ「だな。これぐらいはいつも我慢してるかな。」
ハ「そ……そうなんです……かっ。」
が「は、ハク殿、艶めかしい仕草は……。」
ハ「し、仕方ないじゃないですかっ……! ……ん……。」
木「ふむ。まぁ、悪くないか。グミ、部屋戻ろうぜ。」
グ「はいよー。終了処理はしといてやろうぜ。」
木「ああ、だな。がくぽ、PC落としとくからな。」
が「かたじけないでござる……。」
グ「落としとくぜー、んじゃ、にひひ、鍵はかけとけよ。ごゆっくり。」
ハ「むぅ……。余計な……ぁ……。」
木「行くか。」
グ「あいよー。アタシらは?」
木「ん? まぁ、酒と色と、どっちでも良いかな。」
グ「んー。 んじゃどっちもだな。部屋にあるから大丈夫〜♪」
ハ「あ…あの……。」
が「…すまぬでござる。拙者、」
ハ「謝るのは無しだって、貴方が言ったんですよ?」
が「……ハク殿。」
ハ「……恥ずかしいので、無理矢理で良いです。」
が「……それは嫌でござる。」
ハ「……真っ直ぐに見つめないで下さい……。」
そんな。凄い威力の薬。
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