mixiユーザー(id:16483387)

2018年06月21日06:00

198 view

【旅】《六》高遠

腹ごしらえを済まし、そこからバスはひた走る。
本日の目的地、『高遠』に到着。

長野県大好きの母の口から『タカトー』の地名はよく聞いていたが、俺には未踏の地。
実は今回のツアーを探していたら偶然コースに組み込まれており、こりゃ一粒で二度美味しいなと即決した次第である。
ただ今年の桜の開花は非常に早かったので、行く日まで咲いてるかは申し込んだ時点で既に怪しく、その後ニュースを目にする度に諦めムードが強まった。出発の数日前には桜前線は北日本まで北上しており、もはや完全に諦めていたところ、添乗員さんからも『殆ど完全に散っている』とのダメ押し。
最初から諦めていたので別段どうと言うこともない。開き直って今回は葉桜を眺めるか。

高遠城址公園に到着。広い駐車場に我が大型バスが1台だけと言うのは、何とも寂しい限り。こんなオフシーズンであっても地元のオジさんが駐車場で誘導してくれてるのだが、
どうせ『なんで今頃来るんだよ?お陰でこっちは仕事に駆り出されていい迷惑だ』とでも思ってんじゃないのか?
或いは『バカだなこんな時期に来て。東京からわざわざご苦労さん』と内心バカにされてんじゃないのか?などと邪推してしまうのは、俺の心が余程疲れているからだろうか。

観光客は殆どおらず、その点は快適であったが、いかんせん主役の桜が全て散っていては絵にならない。
しかし、これが全部桜な訳か?これが全部満開だったら、一体どんな絶景になるのだろうか。
ポツポツある売店のハガキやカレンダーなどでその光景は目にできたが、いやいや、目の前の葉桜を観て想像するだけでもその圧倒的な光景に鳥肌が立つかの様だ。さすが『天下第一』と豪語するだけのことはある。
葉桜を観てこれだけ感動したのはもちろん生まれて初めてであり、多分今後も無いだろう。
『これは是が非でも満開の季節にもう一度来よう』と固く心に誓った。それは一緒に行ったイグも言っていたし、ツアーの人達も異口同音であった。

写真は撮ってないんだけど、それじゃつまらないのでネットで拾ったモノを。
フォト

まるで桜の津波


フォト

いつかこれを観てみたいものだ。

1 6

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2018年06月>
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930