健康診断当日

平等であることの基準が時として、幸せではなく不幸せの基準になるように、健康診断というより不健康診断なのだが、本日、そのため病院にいってきた。幸い最近カゼをひくこともなく歯医者以外の医療機関に行くのは実に一年ぶり。つまり診断のお陰もあってか、ほぼ1年医者には世話になっていない。

日本の医療費というのは４２兆円らしい。よく知らないが知らないなりに日本の税収とは５０とか６０兆であるから、もの凄い量。ＭＤ（医者を相手に薬を売る営業職）をやっている大学の同級生がよっぱらって、へらへら話した内容によると、薬の消費というのは日本のＧＮＰの実に１０％らしい。そりゃあ税金高い訳だ。

血を抜き、身長体重と視力を測定し、聴力や胸部レントゲン検査をした挙げ句、胃カメラを飲んだ。飲み込む方法としては鼻からと口からがあり、皆痛みが少ないという鼻からを選んで居るようだが、どうやら自分の鼻はカメラを飲むにはひねくれているらしい。以前つっこんだ時は激痛を感じ。２年前にたまらず口からに戻してもらった。ということで今回も口から。飲み込む寸前、前室のような部屋で寝かされるとき、全身麻酔はどうかと勧められたが、寝ている最中に何されるかわからないのだったら痛みに耐えた方がよく、「いたくないようにやってもらえばいいですから」と断った。

５月はＧＷ明けほぼ、休みなく働き、それでなくてもイヤな連中がおおく心身のストレスはバースト寸前。少ない休みや仕事終了後も（山にのぼったり）ハードに過ごしているにも関わらず、内視鏡の所見は「ああぜんぜんキレイですね」。悩みとかないでしょくらいに言われた。昨年も同じような診断だったのだが、今年は前回よりさらにキレイになっているんだそうだ。