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2018年04月05日07:53

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岡山探訪 第306回 五流尊瀧院の三重塔

熊野神社のすぐそばに「五流尊瀧院」(ごりゅう そんりゅういん)の三重塔が建っている。
なぜ、神社の境内にお寺の三重塔がなぜあるのか?
実に不思議な光景です。
昔は熊野神社と修験道の寺院が一体となり“神仏習合”の形態として栄えていた。
しかし、明治時代になると神仏分離令により、十二社権現は熊野神社となり、他の寺院(五流尊瀧院)は天台宗寺院となったからだ。
五流尊瀧院の本堂は少し離れた場所にある。

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「梵鐘」
康正3年(1457年)釈元柔の発願により鋳造の銘がある。
総高129.4cm、口径70cm。
熊野神社境内南に隣接して建つ鐘楼に懸る。
(岡山県指定重要文化財)

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「後鳥羽上皇御影塔」
後鳥羽上皇は延応元年(1239年)2月22日に隠岐の国にてご崩御(死去)
この石塔(宝塔)は一周忌の供養として仁治元年(1240年)に建立。
高さは約5m。
(国重要文化財)

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「三重塔」
江戸時代の文政3年(1820年)に建立。
本瓦葺、高さは21.5m
熊野神社境内南に隣接して建つ。
(岡山県指定重要文化財)

県内22箇所の“岡山の塔建築”は、これで15か所が見学出来た。
17番目に古く、7番目に高い。

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