2009年10月からスタートした「岡山探訪日記」がお陰様で300回を数えた。
地元・岡山各地の有名な観光地から無名の場所、オモシロネタからバカネタまで、何でもネタにする探訪日記です。
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さて、本山寺の続編です。
ここでは県下、稀にみる古建築が多く残されている。
山号:岩間山
宗派:天台宗
本尊:観音菩薩
創建年:伝・大宝元年(701年)
開山:役小角
開基:佐伯有頼(さえきありより)後の頼観上人
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御霊屋(おたまや)の前庭の池
秋の紅葉時は景色が特にすばらしいようだ。
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左奥に見える宝篋印塔(応永6年/1399年)造。
岡山県指定重要文化財
↑(TOP左画像)
「霊廟」(れいびょう)
承応元年(1652年)建築。。
拝殿と本殿が中殿で連結された権現造りによる社殿様式となっている。
徳川三代、四代のお位牌が祀られている。
ちなみに建造時は森氏であったが、藩主交代後は松平氏の霊廟となる。
岡山県指定重要文化財。
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扉には葵の紋が刻印されている。
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「鐘楼」
岡山県指定重要文化財。
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「聖天堂」(左)、「山王堂」(右)
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「本堂」
南北朝時代の正平5年/観応元年(1350年)創建。
桁行五間、梁間五間、一重、寄棟造、向拝一間、向唐破風造、檜皮葺。
国の重要文化財指定。
御本尊は十一面観音菩薩。
ちなみに、永禄5年(1562年)には山陰の尼子晴久軍が来襲して、被害を被っている。
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「常行堂」
永正16年(1519年)建築、檜皮葺。
岡山県指定重要文化財。
次回は三重塔を紹介しよう。
つづく
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