写真はJR東海のサイト
http://souda-kyoto.jp/travel/saijiki/03_sub.html#Event_0000419 より。
京都市伏見区醍醐東大路町22番地にある醍醐寺霊宝館(だいごじれいほうかん)には、国宝や重文だけでおよそ7万5000点、未指定の文化財を含めると、約15万点余りに及ぶ寺宝を収蔵しています。
彫刻、絵画、工芸、古文書など、日本の仏教史や美術史上貴重な資料が収蔵されており、毎年春と秋にはテーマを決めて特別展を行っています。
この春は今日2018年3月20日(火)〜5月15日(火)です。
今回は、2014(平成26)年に初めて山を下り、霊宝館に遷座されている、上醍醐五大堂に安置されていた重文「木造五大明王像」をはじめ、絵画などが展示されます。
開閉門時間
9:00〜17:00
拝観料(三宝院・霊宝館・伽藍3ヶ所共通)
1500円
備考
各所入場は16:30まで
拝観券発売は16:00まで
醍醐寺は、聖宝理源大師が874(貞観16)年に上醍醐山上で、地主横尾明神の示現により醍醐水の霊泉を得て、小堂宇を建立して准胝、如意輸の両観音像を安置したのに始まります。
そののち醍醐・朱雀・村上三帝のご信仰がよせられ、907(延喜7)年には醍醐天皇の御願による薬師堂が建立され、五大堂も落成して上醍醐の伽藍が完成しました。
それに引き続くように下醍醐の地に伽藍の建立が計画され、926(延長4)年に釈迦堂が建立され、ついで951(天暦5)年に五重塔が落成し、下伽藍の完成をみました。
その後、真言宗小野流の中心寺院として、仏教史において重要な地位を占めています。
政治の中心にあった人達との交流も深く、例えば藤原一族に代わって大きい権力を持っていた権門源俊房の系統(醍醐源氏)の人が座主として幾代も続いています。
座主勝覚(俊房の息)の時代に山上・山下共に伽藍がことごとく整備され、1115(永久3)年に三宝院が建立され、醍醐寺発展の基礎が確立されました。
1994(平成6)年には「古都京都の文化財」として世界文化遺産に登録されました。
醍醐寺の通常の拝観は、
三宝院・霊宝館・伽藍
開閉門時間
3月1日〜12月第1日曜日
9:00〜17:00
12月第1日曜日の翌日〜2月末日
9:00〜16:30
拝観料
通常期(春期・秋期以外の期間)
800円
春季・秋期(3/20〜5/15・10/15〜12/10)
1500円
拝観券の発売は閉門の1時間前まで
各所の入場は閉門の30分前まで
上醍醐
入山受付時間
3月1日〜12月第1日曜日
9:00〜16:00
12月第1日曜日の翌日〜2月末日
9:00〜15:00
入山料
600円
三宝院・霊宝館・伽藍の拝観券を呈示すると500円
※必ず17:00までにふもとへ到着するように下山ください。
醍醐寺へは、
地下鉄「醍醐(だいご)」駅2番出口〜東へ徒歩約10分(要所に歩行者向け標識が出ています)。
京阪バス2・22・22A・24・24A・86・86B「醍醐寺前(だいごじまえ)」、29・山急「醍醐寺(だいごじ)」停留所〜すぐ。
駐車場(有料)はありますが、道路が狭く満車の時には待機できず追い払われますので、自家用車の方はパーク&ライド
http://kanko.city.kyoto.lg.jp/okoshiyasu/kashikoku.html をおすすめします。
パーク&ライドとは、自家用車は混雑する市街地や観光地には乗り付けず、高速道路出口付近など離れたところに駐車して公共交通に乗り換える、小移動の度に車という大荷物を運ばなくて済む賢くて快適な方法です。
醍醐寺ホームページ→
https://www.daigoji.or.jp/
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