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2018年03月19日06:52

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本法寺の涅槃図公開と春季特別寺宝展

画像は本法寺のツイッター @honpouji より。



京都市上京区小川通寺ノ内上ル本法寺前町617番地にある本法寺(ほんぽうじ)では、4月15日(日)まで、涅槃図公開と春季特別寺宝展が開催されています。

長谷川等伯筆の『仏涅槃図』(重文)は縦約10m、横約6mあり、通常は複製を展示していますが、期間中は等伯の正筆が公開されています。

本阿弥光悦が作庭した国指定名勝「巴の庭」も拝観できます。

時間
 10:00〜16:00
拝観料
 1000円



長谷川等伯(はせがわとうはく)は、桃山期の画家です。

1539(天文8)年に能登の七尾の生まれ、京都に入り、肖像画、障壁画、屏風画などの名作を残しました。

桃山期水墨画の代表作とされる松林図(国宝)、智積院の障壁画(国宝)、妙心寺竜泉庵蔵の水墨枯木猿猴図(重文)、不審庵蔵の千利休像などがあります。

1610(慶長15)年に江戸で病没し、墓は本法寺にあります。



本法寺は、1436(永享8)年日親上人の創建で日蓮宗です。

本阿弥家の菩提寺です。

もとは四条高倉にあり一条戻橋辺に移り、1587(天正15)年に現在地に移りました。

光悦の寄進状を添えた紫紙金字法華経(重文)、長谷川等伯の釈迦大涅槃図(同)など貴重な寺宝があります。

庭園「三巴の庭」は光悦作、国の名勝です。

涅槃会館にて宝物展示あり。境内諸堂のうち、本堂、開山堂、多宝塔、庫裡、書院、大玄関、唐門、鐘楼、経蔵、宝蔵、石橋等、京都府有形文化財に指定されています。



本法寺の通常の拝観は、

時間
 10:00〜16:00
拝観料
 500円



本法寺へは、

地下鉄「鞍馬口(くらまぐち)」駅1番出口〜烏丸通を南へ、上御霊前通(最初の信号)を西へ、堀川通を南へ、徒歩約15分。

市バス9・12・67「堀川寺ノ内(ほりかわてらのうち)」停留所〜堀川通の東側歩道を北へ徒歩約5分。

自家用車の方はパーク&ライド http://kanko.city.kyoto.lg.jp/okoshiyasu/kashikoku.html でどうぞ。

パーク&ライドとは、自家用車は混雑する市街地や観光地には乗り付けず、高速道路出口付近など離れたところに駐車して公共交通に乗り換える、小移動の度に車という大荷物を運ばなくて済む賢くて快適な方法です。



本法寺→http://eishouzan.honpouji.nichiren-shu.jp/
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