mixiユーザー(id:51691436)

2018年01月30日07:06

264 view

第52回京の冬の旅 宝鏡寺 特別公開

画像は京都市観光協会のサイト https://www.kyokanko.or.jp/huyu2017/ より。




京の冬の旅は、1月中旬頃〜3月中旬、京都市内で、京都市と京都市観光協会が主催しているキャンペーンです。

冬の静寂のひととき、春秋の観光シーズンでは味わえない雰囲気の中で、非公開文化財や史跡を特別公開し、さらにだれでも参加できる多彩なイベントを併催して、冬の京都を楽しんでもらう趣向で、定期観光バスの特別コースも用意されています。

始まりは、1978(昭和53)年11月に国鉄が始めたデスティネーションキャンペーンの、1980(昭和55)年1月1日から始まった企画が「第1回京の冬の旅」第1回で、国鉄の分割民営化にもめげずに回を重ね、この冬で52回目になります。

第52回「京の冬の旅」のテーマは「明治維新150年記念」と「西郷隆盛」。 近代日本の幕開けとなった慶応4年(1868)の「明治維新」から150年。また、西郷隆盛を主人公とした大河ドラマ「西郷(せご)どん」放映にちなんで、幕末・明治維新や西郷隆盛ゆかりの寺院など15ヶ所で、通常非公開の文化財を期間限定で特別公開します。

その中から今日は、京都市上京区寺之内通堀川東入ル百々町547にある宝鏡寺(ほうきょうじ)をご紹介します。

その他の箇所については↑のリンク先へ。



宝鏡寺は、代々皇女が住職を務めたことから「百々(どどの)御所」と呼ばれた尼門跡寺院で「人形の寺」としても親しまれています。

本堂には江戸初期の絵師・狩野探幽筆と伝わる「秋草図」と日本画家・河股幸和(かわまたゆきかず)が手がけた襖絵があり、書院には、伝円山応挙筆の杉戸絵や円山派の絵師による障壁画が残っています。

幕末、徳川14代将軍家茂に降嫁した皇女和宮が、幼い頃に遊んだ「鶴亀の庭」も見どころです。

その他、和宮の兄である孝明天皇寵愛の御所人形や和宮寵愛の天目台、宮中から送られたひな人形などの貴重な人形の数々も特別展示されます。

通常非公開ですが、毎年春と秋に人形展が開催されています。

今年(2018)は2月28日(水)までは「京の冬の旅」として、引き続き3月1日(木)〜4月3日(火)まで「春の人形展」として公開されます。



「京の冬の旅」としては、

時間
 10:00〜16:00受付終了
拝観料
 600円

「春の人形展」としては、

時間
 10:00〜15:30受付終了16:00閉門
拝観料
 600円



宝鏡寺へは、

市バス9・12・67「堀川寺ノ内(ほりかわてらのうち)」停留所〜東へ徒歩約1分。

地下鉄「今出川(いまでがわ)」駅2番出口〜烏丸通を北へ、「鞍馬口(くらまぐち)」駅1番出口〜烏丸通を南へ、「烏丸寺之内」交差点〜寺之内通を西へ、徒歩約15分。

定期観光バスの特別コース「第52回京の冬の旅 京の幕末・維新の歴史をたずねて(コース:L4)」は、京都駅烏丸口10:20発、5時間半〜6時間半、9200円で、清水寺 成就院(※1/10〜26,2/22・23は成就院が清水寺本堂内陣特別拝観と通常拝観に変更)、宝鏡寺、常林寺、東福寺 即宗院、日月庵《京料理》を回ります。

自家用車の方はパーク&ライド http://kanko.city.kyoto.lg.jp/okoshiyasu/kashikoku.html でどうぞ。

パーク&ライドとは、自家用車は混雑する市街地や観光地には乗り付けず、高速道路出口付近など料金が安いところに1日駐車して公共交通に乗り換える、小移動の度に車という大荷物を運ばなくて済む、賢くて快適な方法です。



百々御所宝鏡寺→http://hokyoji.net/
第52回京の冬の旅INDEXページ→http://kyokanko.or.jp/huyu2017/index.html
京都定期観光バス→https://resv.kyototeikikanko.gr.jp/Teikan/Web/Default.aspx
0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する