画像1・2枚目は国土交通省の報道発表資料より、3枚目は大阪港で2017年8月18日金曜日 15:31に撮影したダイヤモンドプリンセス号。
（以下国土交通省のプレスリリースをコピペ）
平成 30 年１月 16 日
港 湾 局 産 業 港 湾 課
2017 年の訪日クルーズ旅客数とクルーズ船の寄港回数（速報値）
2017 年（１月〜12 月）の訪日クルーズ旅客数は前年比 27.2%増の 253.3 万人、クルーズ船の寄港回数は前年比 37.1%増の 2,765 回となり、いずれも過去最高を記録しました。
クルーズ船は、寄港地を中心に一度に多くの観光客が訪れ、グルメ、ショッピングなど地域での消費が生まれるとともに、外国人観光客との交流が進展するなど、地方創生に大きく寄与します。
国土交通省では、「明日の日本を支える観光ビジョン」（2016 年３月 30 日）に掲げられた目標である「訪日クルーズ旅客を 2020 年に 500 万人」の実現に向け、今後も引き続きクルーズ振興に取り組んでまいります。
旅客数及び寄港回数の詳細については、別紙をご参照ください。
（以下別紙をコピペ）
１．訪日クルーズ旅客数について
我が国へクルーズ船で入国した外国人旅客数(訪日クルーズ旅客数)（注１）は、前年比27.2%増の 253.3 万人となり、過去最高を記録しました。（図表１）
２．クルーズ船の寄港回数について
2017 年のクルーズ船の我が国港湾への寄港回数（注２）は、前年比 37.1%増の2,765 回（外国船社 2,014 回、日本船社 751 回）となり、過去最高を記録しました。（図表２）
港湾別では、第１位：博多港 326 回（前年第 1 位：328 回）、第２位：長崎港 267 回（前年第 2 位：197 回）、第３位：那覇港 224 回（前年第 3 位：193 回）となりました。（図表３）
外国船社、日本船社のそれぞれ運航するクルーズ船の寄港回数(注２)は、以下のとおりです。
（１）外国船社が運航するクルーズ船
外国船社が運航するクルーズ船の我が国港湾への寄港回数注２は、中国からのクルーズ船の寄港増加などから、過去最高の 2,014 回となりました。（図表２）
港湾別では、第１位：博多港 309 回（前年第１位：312 回）、第２位：長崎港 262回（前年第２位：190 回）、第３位：那覇港 217 回（前年第３位：183 回）となりました。（図表４）
（２）日本船社が運航するクルーズ船
日本船社が運航するクルーズ船の我が国港湾への寄港回数（注２）は、751 回となりました。（図表２）
港湾別では、第１位：横浜港 121 回（前年第 1 位：87 回）、第２位：神戸港 73 回（前年第 2 位：72 回）、第３位：名古屋港 30 回（前年第 3 位：31 回）となりました。（図表５）
（脚注）
注１ 法務省入国管理局の集計による外国人入国者数の速報値で概数（乗員を除く）。
注２ 本調査では、船内で１泊以上するクルーズ船の寄港回数を対象とし、日帰りクルーズは対象外とした。また、寄港回数には沖に停泊して乗客が通船で上陸した場合も含む。
（コピペ終わり）
画像1枚目が図表1、2枚目が図表2です。
図表1の寄港回数のトップ3は博多・長崎・那覇でした。この統計の5年前、つまり2012年の寄港回数が1105回でしたから、5年間で2.5倍に増えていますが、トップ3は横浜・博多・神戸でしたが、2017年には横浜は4位、神戸は7位でした。
尤も、横浜は142回から178回へ、神戸も110から117へと、絶対数は増えていますので、昨年のトップ3の伸び率がとてもすごい、ということです。
図表2の外国船社（棒グラフの青色）が躍進していますが、日本船社（比較的小型な3隻・棒グラフの黄色）も伸びています。これは、日本船社が外国へ出かけるクルーズを減らして国内で完結する短期のクルーズの催行数を増やしているためです。
図表1に戻って、クルーズ船という手段を使って日本に入国する人の数は、寄港回数トップ3の港を見てわかる通り、多くが4000年の歴史の中で最高の好景気を謳歌している中国からの人達ですが、外国船による日本発着クルーズに乗船するために外国から飛行機で来ている欧米からの人達の数も少なくありません。
例えば写真のダイヤモンドプリンセス号の横浜発着日本周遊（外国の港が1つ加わる）では、日本人は半分ちょっと、もう半分は外国から飛行機で来た人（主に欧米人）というケースがあるくらいです。
また、上海に配船されている大型カジュアル客船を、日本の旅行会社がチャーターするケースも増えています。日本船社の3隻は3隻とも日本船籍（飛鳥�兇�横浜、にっぽん丸が東京、ぱしふぃっくびいなすが大阪）なので、船内でも日本の法令が適用され、カジノはご法度ですし、外国人クルーにも最低賃金など日本の制度が適用されていますので、旅行代金が高額になってしまいますが、規制がほとんどない国に便宜置籍されている外国船では旅行代金を安く設定することができ、チャーターした日本の旅行会社が係員を乗せて日本語の船内新聞（主に船内イベントのスケジュールや寄港地の情報）やレストランのメニューを用意したりしてくれます。
クルーズ客船は、乗物には違いありませんが、娯楽施設が整ったリゾートホテルが移動する、と考えていただくとよいと思います。途中で部屋替えが無いのは言うまでもなく、2航海3航海連続乗船しても部屋替えはありませんから、荷造りは最終下船日の前夜1回だけ、寄港地では日帰り荷物で出かけることができます。
船社も商売ですから、寄港地ではオプショナルツアーを発売しますが、ツアーなど買わずに当日のお天気を見て行き当たりばったりで上陸しても面白いですよ。
小さいけれどクルーズ専門の旅行会社
クルーズのゆたか倶楽部→
https://www.yutakaclub.co.jp/
クルーズプラネット→
http://www.cruiseplanet.co.jp/
クルーズ専門の部署がある大手旅行会社
JTB→
http://www.jtb.co.jp/cruise/
阪急交通社→
https://www.hankyu-travel.com/cruise/
郵船トラベル→
https://www.ytk.co.jp/
JTB PTS→
http://www.pts-cruise.jp/
近畿日本ツーリスト→
http://www.knt.co.jp/theme/cruise/
名鉄観光→
http://www.mwt.co.jp/cruise/
西鉄旅行→
https://www.nishitetsutravel.jp/cruise-tour/
日本旅行→
http://www.nta.co.jp/cruise/
読売旅行→
https://www.yomiuri-ryokou.co.jp/cruise/
地球の7割は海です。そして日本は島国です。出かけませんか、船旅へ。
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