mixiユーザー(id:5239087)

2018年01月03日16:57

203 view

今日もガンダム00一期を見直していた

記憶ってのは薄れるもんだなと改めて感じる。
良いものだって記憶ついてるけど、見直してみて改めて素晴らしい作品だったと再確認出来た。
これがもう10年前の作品とか信じられんw
今と遜色ないどころか今放送しても変わらずトップクラスの作品。
鉄血とかも作画は気合入ってるけど代わりにロボ戦かなり少ないしな。
手描きのロボアニメは00の時点で(或いはもっと前から)すでに成熟しきっていて、CGとか新しい要素を取り入れないとここらが限界だと感じさせる。

時期的によくSEEDと一緒にされたりファン層かぶってたりするように見えるし、似たような軍を相手にして世界を変える展開やってる部分あるけど、その本質は真逆で出来も雲泥の差。
ダブルオーを見る事で種の問題点や男キャラの魅力が段違いなのがより浮き彫りになるくらいで、むしろ種嫌いな層こそ見るべき作品に思う。
イケメン嫌いとか個人の趣向レベルの話なら知らんけどもw
最初は大衆受けするオレツエーっぽく見せて、どんどん追い詰められていって最終戦の壮絶さは半端無い。
これがダブルオー一期の本質だと思う。
種シリーズの次にこんな良作出て来るってのが二次元はやっぱ作り手次第だなと感じさせる。

ダブルオーについては内容があって良い点多くて惜しい点も含め語りだしたらきりが無いからこっからはスルー推奨。


■変わらず成長や問題感じられる部分はやはり内容だろうな。

1期24話まで見たがやはり内容の欠点はかなり少ない。
方向性で好み分かれる部分は当然あるけども。
作画さらに良くしたスペシャルエディション版あるし、それ混ぜてもう一度アナザールート作ってくれないかなと思う。
具体的内容は後述。

刹那の過去から挫折、ガンダムを体現するまでの流れが丁重で熱い。
フォト
ロックオンと刹那が過去の罪を知ったときの対話のガンダムバカの流れもかなり好きw
5話だかのレスキュー回も味方側らしい部分感じさせる熱さある。
最初尖ってて優秀に見えるティエリアが実は一番幼くて、だんだん人間見て学習して絆が生まれていく流れも丁重で素晴らしい。
エース機以外の量産機の魅力も出しているのがさらに素晴らしい。
フォト
敵も含めパイロット達のそれぞれの技量差をしっかり感じられる描写も良い。
特にスローネツヴァイとかかなり別の機体印象になってるし。
フォト

■大衆受けする分かりやすい盛り上げポイントとして有名なグラハム阿修羅凌駕回や、トリニティの分かりやすい噛ませ展開、トランザムで盛り上げたのも商業作品として大きい。
フォトフォト
フォトフォト

■魅力的なライバル達。
グラハムの変態臭とフラッグファイターの誓いを貫く熱さ、サーシェスの純粋な悪役としての活躍、荒熊の人格の良さと親父感、そして彼らの技量の高さ、コーラのおもしろさなど敵のエースパイロット達も非常に魅力的。
フォトフォト

■欠点はやっぱ女キャラの扱いの厳しさと活かしきれてない部分だな。

■トリニティ達
フォト
キャラ結構好きだから噛ませにされ過ぎて、見直してみるともうちょい何か欲しかったなと。
特にヨハン兄とかすげぇ人格まともなのに可哀想w
ネーナとかも露骨に人気出そうなキャラ作り上げられてんのに扱い酷くて勿体無い。
せめてルイスの親襲撃のとこ無ければ、刹那がトレミーの守り薄くなっても来て助け返す展開やってるんだし、刹那気に入ってる描写わざわざやってんだし仲間になる展開やれたと思う。
刹那が女に無反応ってのを見せるためかもしれないけど、それ以外でその描写必要無かったし設定を活かすべきだと思う。
最初から正式な女ガンダムパイロットってすげぇ貴重枠だしな。
人気出るキャラって認識出来てたのか、二期通して出番自体は結構あったけど、結局サジとルイスのドラマ盛り上げるための噛ませのためだったっぽいのが、扱い悪い理由に納得出来る。
合わせて王留美もかなり人気出せるキャラだろうに中途半端な悪役で大した描写無く終わらせたのがな。
種とか二期や放送中も平気で無かった事にしたり改竄してるんだし、これらを改善したアナザールート作ってくれないかなと。
制作側男ばっかなのに女キャラに対しての考え方が腐女子臭く感じる部分あんの何なんだろうと。
商業的にも旨味無いしほんと勿体無い。

■サジとルイス
フォト
一般視聴者目線として必要性、そういう目線の近い普通の人だと分からせるために時間かけて見せてるのは分かるし、一期で充分過ぎるほど描写見せてたからこそ後に繋がるのも分かるが、正直魅力薄く感じる。
こいつらに割く時間をトレミークルーやトリニティに使って欲しかった。
こいつらは一期しか出番無いのも結構いるし。
実際大衆がどう思うのか知らんけど、商業的にみてもそっちのが良かったんではと。
こいつらのドラマ盛り上げるためにネーナの扱い悪くしたとしたらほんとどん判。
欠点というより俺の好みの部分だけど、サジルイは俺にとってダブルオーという良作の中の癌細胞だった可能性すら感じる。

■最後に見直して改めて再確認した、ロックオン初代のかっこよさ。
フォト
最初分かりやすいニヒルなイケメン枠かと思ってそんな興味無かったけど、見てく内にキャラがかなりかっこよく感じて当時から気に入ってて二期でも初代派だった。

今回見直す事でそのかっこよさを改めて強く感じた。

フォトフォト
GNドライブの優位性を失い、数で圧倒されヴェーダのリンクも切れる絶体絶命の危機的状況で一人だけ仲間の方まで見ててカバー、無理だと判断したらすぐ身を投げ出せる優しさと有能さ。
能力だけじゃなく人格も最高のパイロットすぐる。
フォト
二次元でよく盾になる展開あるけど、この描写はほんと盾になるしかないってのを感じさせる説得力ある描写でこういう要素一つとってもダブルオーは素晴らしい。

フォトフォト
サーシェスとの一騎打ちでは珍しくブチ切れまくっての本気で、効き目が使えないせいもあるんだろうけどサーベルとライフルの二刀流接近戦でサーシェスとまともにやり合えてんのが凄い。

相手がサーシェスのツヴァイ、ティエリア守ったせいで効き目使えない、フラッグファイターの自爆特攻の不意打ち横槍ってほんと運が無さ過ぎるでしょw
敗因は優しさ。
本来だったら最も生き残れるパイロット能力してる。
フォト

マイスター達の潤滑油、リーダーの役割をこなして関係性強いから登場人物の精神的ダメージのデカさに説得力の強さと共感出来る内容。
さすがの刹那も珍しく泣いてるのが印象的。
イケメンなんて要素はただの飾りでしかなく、そんなものがどうでも良くなるくらいほんとに優秀で男前過ぎる男だったと再認識出来る。
こういう魅力的な男がいるからこそ作品にさらに厚みが出るんだろうな。
フォト
0 2

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2018年01月>
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031   

最近の日記

もっと見る