時計はゆっくりだが、着実に巻き戻っている

昨日も眠れなかったが、一昨日よりも眠りにつくまでは早くなった。
当然目覚めも今日は早かった。

着実に、時計は巻き戻っている。

正直、直ぐにでも戯曲に取り掛かりたい。
そう思いつつも、７月公演の事を考えると、それが行為と成果が比例しない事は強く実感しているので、手をつけれないでいる。

昨日強く思った事だが、脳の整理が行われていない分、無作為に詰め込まれた情報が暴走していると実感したし、（まさしく混乱と呼ぶにふさわしい）この状況で構築される作品でない事は理解している。

そう、時ではないのだ。
未だ。

ただ、時計が巻き戻ることは嬉しい。
反面、流れた時の長さに悔いいることも多い。

でも、笑えればいいと思う。
空元気でも、虚勢でも。
その時が来たら。
嘯ければよい。

だから、私は時計を巻き戻す。
最後の戦いに向けて。

静かに今は時の到来を待つ。
その為の準備と計画は我が手にあり。
恐れるは、こうして失した時がいずれ枷になる事を実感している事だ。

しかし、焦るべきではない。
今はただ、待つ。
伏して待つ。

その時を。