久国寺のパンクな鐘

名古屋式モーニングで腹一杯になった
REBECCA名古屋オフ会ご一行。

次の予定がランチだというのにお腹が
空かないのは大問題。

腹ごなしに名古屋観光として散策する
ことにしました。

行ってきたのはここ↓

「久国寺」といいます。名古屋市北区に
あります。曹洞宗のお寺です。

何も知らなければ「あっ、そう。」で
済ませてしまうところなのですが、
敢えて来たのはワケがあります。

なんでもサイバーパンクな鐘が
あるとのこと。

ではさっそく境内へ。


むむっ・・・？！




遠くに見えるあれは？！




ジャーン！

噂どおり、トゲトゲしたパンクな
鐘があるじゃないですか！


これは梵鐘(ぼんしょう)と呼ばれる
もので、岡本太郎氏が1965年(昭和40年)
に製作した「歓喜の鐘」という作品。

Wikiによると、当時の住職が知人から
岡本太郎氏を紹介してもらい製作を
依頼したとのこと。

梵鐘は小型の試作品が5体製作されて
おり、うち一体は岡本太郎記念館に
設置されており、親交のあった石原
慎太郎にも1体贈られています。

アップで見るとこんな感じ。

写真で見たときはかなり大きく感じて
ましたが、想像よりはちょっと小ぶり
でした。

このとげとげした角のように見えるのは
実は腕を突き出した人間。

鐘の下部には瞑想する仏、動物や魚、
妖怪など森羅万象を表現しています。

岡本太郎氏のサインもありました。

鐘の裏側にはアルファベットでの
サインも。

ちなみに除夜の鐘で音色を聞けるそう
です。

なお、境内には、このほか太平洋戦争の
戦没者の慰霊のために建立された真っ白
な護国観音像があったのですが、これは
浅野祥雲先生の作品だったらしい。

サイコガンのような水差し？を持って
いるなぁと思いながら写真撮らずに
帰って来てしまいました。残念。。。