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2017年10月02日00:17

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斜里岳登頂して宗谷岬へ・北海道シリーズ7

9月6日(水)

今日は斜里岳(1547m)に登る。
4時45分清岳荘横の登山口を出発。
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水平道を少し行くと林道に出る。
その突き当りから本格的な登りが始まる。
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登山道は沢に沿って続いている。
沢の名前は一ノ沢川。
なんども渡渉やへつりがある。
でも水量が少ないから靴を濡らさずに歩いていける。
道は整備されているし、赤テープが貼ってあるので迷うこともない。
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5時30分、下二股に着いた。
道は2つに分かれている。
沢沿いの旧道、尾根に続く新道だ。
当然ながら沢の方の道へ行く。

斜面はだんだん急になる。
いくつも滝が出てきた。
滝の際に道があり、沢登りのような気分だ。
なかには20メートルほどの立派な滝もあった。
シャワークライミングをしたくなるような斜滝もあった。
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北海道に来てから火山の砂礫ばかり登っていたから、とても新鮮だ。

やがて沢は細くなり源流のゴーロ帯になった。
7時、新道との合流点である上二股に着いた。
ここから先は涸れ沢を歩く。
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沢がなくなり普通の登山道になったころ、稜線が見えてきた。
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樹林限界を越えて尾根に上がった。
なだらかなピークを2つほど越えたところが頂上だった。
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8時、登頂。
今日も良い天気だ。
斜里の街とオホーツク海が見える。
昨日登った羅臼岳、一昨日登った雌阿寒岳も望むことができた。
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30分ほど景色を眺めてから下山を始める。
上二股まで下りてきた。

尾根筋の新道の方へ行ってみた。
同じところを戻ってもつまらない。

でもこちらはアップダウンがあり、距離も長かった。
たしかに見晴らしは良かったけど。
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最後は長い急斜面の下りで下二股の旧道との合流点に着いた。

こんなことなら旧道の方で下りてくればよかった。

登山口に戻ったのは11時だった。
小屋の玄関にはジュースの自販機がある。
思わずコカ・コーラを買ってしまった。

コーラを飲んでから車を走らせる。
斜里岳から少し南にある日帰り温泉、緑の湯で入浴。
お風呂から出たら13時だった。

これで道東の山は終わりだ。
午後からは北をめざして行けるところまで行くことにした。

国道244号線で網走へ。
すき家で牛丼を食べてから国道238号線を走る。
オホーツク海の海岸を右手に見ながら、とにかく北へ。
サロマ湖、紋別を通り過ぎる。
枝幸町というところで日が暮れた。
「道の駅マリーンアイランド岡島」で車中泊する。

今日は山から降りてから250キロのドライブだった。


9月7日(木)

朝から、さらに北へ向かう。
神威岬というところで日の出を迎え、またまた北へ。
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6時30分、もうこれ以上北へ行けなくなった。
日本最北端、宗谷岬に着いたからだ。

本当の日本最北端は北方領土の択捉島だけど、実効支配している地域ではここが最北端だ。
まあそういう面倒なことは別にして「日本最北端の地の碑」を前に記念写真を撮る。
ついにここまで来たかと、感慨無量だ。
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碑の手前に間宮林蔵の銅像が建っている。
日本最北の銅像だ。
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その他にも日本最北モノがたくさんある。

日本最北のお土産屋さん
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日本最北の民宿
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その隣は日本最北の食堂
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日本最北の神社
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日本最北の信号
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日本最北のバス停
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日本最北の自動販売機
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日本最北の郵便ポスト
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日本最北の公衆トイレ
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日本最北の便器
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日本最北ごっこも飽きてきたので、食堂でラーメンを食べて出発する。

それから日本最北のコンビニで買い出しをした。
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稚内に着いた。
フェリーターミナルへ。
車は駐車場に置いてフェリーに乗り込む。
11時発の利尻島行きだ。


ということで、利尻・礼文編に続く

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