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2017年08月29日20:50

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ライトニングホーク・ネオスコーチャーの比較

こんばんは、月影TAKAです。

今回は私の所の愛機RCカーである「ライトニングホーク」と「ネオスコーチャー」をそれぞれ私の視点で判断しようと思います。

まず、「ライトニングホーク」から。
これはあくまで「月影機のライトニングホーク」に相当する判断となります。
「ライトニングホークにそんな力は無い!!」というのは通用しません。
そもそもESCやモーターはノーマルと同じですが、駆動系とバッテリーは変更しています。

まず利点から
1.サイズがA4サイズなので、コンパクトで扱いやすい(幅が狭い河川敷でも広い場所に感じる)。

2.マシンのメンテナンスが楽(これ重要。「入門者向けRCカー」を謳うだけあってメンテナンス性はかなり良好です)。

3.マイナーなマシンである(一見するとデメリットの様に思えますが、発想次第では我流ながらも改修を加えて性能を調整することができます)。

4.操作性が楽(これは弄り方次第だけど、ESCがTRE-01でモーターが370ノーマルモーターならかなり操作が楽です。その反面出力面では1/10サイズに大幅に劣ります)。

5.遊びの用途が広い(これは1.に繋がりますが、もうすべてが広くデカく感じます。例えばパイロンコーンひとつでも1/10でパイロンを使うのと、ライトニングホークでパイロンを使うのとでは、パイロンの大きさが違って見えます。ここから遊ぶ用途も幅が生まれます)。

対して欠点は
1.出力が微弱(これは370モーターがというより「バッテリーが」の方が問題点ですね。標準では「単三電池4本」というRC戦車の1カテゴリーと似た方式を取っています。これが電圧の低下や電流が上がらない原因となります。これを「LF-1100 リチウムイオンバッテリー」に交換すると少し出力が改善されます。

2.走行時間の短時間化(これも仕方ないですが、370モーターといえどやはりRCカー用であるため、LF-1100では走行時間が1/10に比べて比較的短く感じると考えます。ただし、370モーターの高熱化問題からも結果的にバッテリーのスペアがあってもモーターの調子から「短走行化」しやすい傾向にあります。

3.簡易型ストラット式サスペンション(これも、ライトニングホークをはじめとしたスターユニット独特の欠点ですが、「サスペンションが簡素」であるのが特徴なんですよね。まあ、370モータークラスを想定すればこのサスペンションになったんだろうけど、ネオスコーチャーやファイタバギーの頃のサスペンションに比べたら性能は各段に劣ります。逆に言えば「ネオスコーチャーの方がサイズが大きくてもCAVダンパーの制御によって小さいマシンに感じる」とさえ使ってて思いました)

4.モーターの定期的なメンテが必須(これはどのRCカーでもそうですが、ライトニングホークは特にこれの問題が酷いです。そもそも「ライトニングホークに人気があるのか?」とすれば、おそらく「多少高くても1/10RCカーのドリフトマシンの方が元が取れる」として86やシルビアのドリフトRCカーを購入する人が多いと思います。これは認めざるおえませんが「ライトニングホークはそれほど売れていない」というのも事実なんですよね。これは別の点で深刻な問題を引き起こします。いわば「在庫扱いにされる」「箱で数年間寝かされる」というモーターの状態が変化しやすい問題があります。これを改善するためには「RCカー用メタルオイル」をモーター裏側の軸から数滴流してモーターに注油する必要がありますね。そうすることでライトニングホークのコンディションが多少戻る可能性があります)。

5.構造的欠陥が見つかりやすい(これも…言うの辛いな。正直言うと「ライトニングホークでは60Dタイヤのフロントが引っかかりやすい」「A4サイズ=車高が低くなりがち」であり、岩場や大きな石があるオフロードではシャーシを擦りやすい特徴があります。個人的には「55Dタイヤで舗装路を走らせる」「きめ細やかな砂利道でドリフトさせて遊ぶ」等のシャーシコンディションに合わせた走らせ方の方が良いかもしれませんね)。


次にネオスコーチャーについて
利点はというと
1.オフロードバギーである点(これは言うまでもなく「走る場所をあまり選ばない」という点で広い公園や河川敷で走らせても楽しいRCカーです。1/10RCカーの迫力を身近で感じる事ができるので凄く楽しいです)

2.アフターパーツが多い(「TT-02B」という「TT-02」系のGUPが一部転用できる点と、オフロードバギーである点から「DF系マシンのスプリングなどが一部流用可能」となるため、実はセッティングの幅が広いのもネオスコーチャーの特徴です。

3.CAVダンパー装着車である(これは「レーシングファイターと迷った点」でもあるんですよね。一見すると「CAVダンパーというだけでメンテが面倒」と思われがちですが、説明書通りにちゃんと手順通りメンテしてやるとCAVダンパーは長持ちします。しかも、シリコンオイルの粘度で摺動性も変化する為、セッティング面でも面白い要素である。このCAVダンパーのおかげで1/10RCカーでありながらも小さいマシンの様に感じる印象があります)。

4.1/10RCカーである点(これはスターユニットとの比較ですが、明らかに迫力ある出力なのは間違いなくネオスコーチャーの方です。しかも、河川敷のあの面積でクイックに曲がって少しの間ですがフルスロットルも可能です。慣れてくれば1/10RCカーには独特の魅力を感じるようになります)。

対して欠点は
1.メンテが面倒(とにかく、スターユニットと比べて機構が複雑なのでメンテパーツにアクセスするまで外す部品が多い。その反面「モーターの交換やシャフト周りのグリス交換は容易」という特徴があるので、その点はTT-02系の利点ですね)

2.扱いが難しい(これは1/10RCカーとスターユニットを比較してですが、あまり「常時フルスロットル」なんて早々ありません。それこそ「2WDマシン、4WDマシンでそれぞれ操作方法に癖がある」としてそれぞれの特性に合わせた走らせ方が必要となります。また、1/10RCカーの出力あたりから「スロットルワーク」を使うようになります。スターユニットでは駆動系や動力をカスタムしないと早々ありません)。

3.砂利を引き込みやすい(これはネット無しのTT-02Bの特徴ですね。「バスタブ型」を称するシャーシであるだけに「砂利を引き込むとシャーシ内に溜まりやすい」欠点があります。そのため、走行後はきちんと砂利落としをしましょう)


…ぐらいかな。他にもあるにはあるけど「バッテリーの違い」や「ESCの操作系の違い」となるため、この点はいくらでも改良を加えられます。

だが、両方総じて欠点があるとすれば「電波障害や受信機エラーが起きると面倒」という点ですね。もし、マシンが変な動きをし始めたら極力走行を中断して自宅で再調整することをオススメします(個人的には「その場で直す・調整する」はオススメしません。そもそも「送信機・受信機の調整」は他に変な電波がとんでいない事が前提の修正方法です。エラーが起きた場所で即席で直そうとすれば、その変な電波に妨害されて余計事態が悪化する可能性があります)。

一番、良いのは「自宅で走らせる」なのですがこれができるのも「ライトニングホークの強み」でもあるんですよね。
そもそも、ライトニングホークのESC「TRE-01」は「自宅走行も可能」であることを前提としたスピードプログラムが組まれています。
その事を揶揄されて「トイラジの親戚」とか「おもちゃRCカー」とか散々な事を言われますね。
しかし「1/10RCカーを普通の自宅の室内で走らせて遊べるのか?」とすればサイズがでかすぎますね(昔のファイタバギーもネオスコーチャーもサイズ的にほぼ無理です。自宅で問題なく走り回れるのはライトニングホークをはじめとしたスターユニットになります)。

こういう点から、利点・欠点を踏襲しても「それぞれ2台には独特の特性がある」として両車両共に目を見張る良いところがあります。

あくまで、遊ぶためのRCカーであるため「レース用基準」ではありません。
「気軽に維持して長く使える」をテーマにしています。

今日はこんな感じです。
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