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2017年08月18日00:24

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四国遠征−54/今治城の「御金櫓」

「今治城」見学の第5回目。
復元された隅櫓は「武具櫓」と「山里櫓」だけではない。
残るもう一つの櫓を紹介しよう。

・左画像
「御金櫓」(おかねやぐら)
「二の丸」の東隅櫓になる。
昭和60年(1985年)に再建され、外観は今治藩医の半井梧庵が残した写真をもとに復元。
名称は今治城の古絵図において東隅櫓に御金蔵という蔵が併設されていたことに因るとの事。

外観は他の櫓と同様に二重櫓(二階建て)になる。
特に注目すべき点は二階の壁を見てほしい。
城外に向けて三つの窓がある。
その内、二つは普通の高さだが、中央の窓は低い位置になっている。
これは「石火矢窓」と言う大砲を発射する為の大狭間(おおはざま)である。
全国でも非常に珍しい攻撃機能を備えている。

・中画像
「御金櫓」の入口
内部はイベント施設として利用されているようだ。
この日は「今治城写真コンテスト入賞作品」の写真展を開催していた。

・右画像
天守より見下ろす「御金櫓」
樹木で下の部分が隠れているが、こちらも短い「続櫓」でL型に構築している事が分かる。

ところで、天守と三つの櫓を見学する際、希望者にはスタンプラリーが参加出来る。
すべてを見学してスタンプが四つ揃えば・・最後に絵葉書がもらえる。
全部を見学してもらう為だろう・・なかなか面白い趣向だ。

つづく
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