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2017年07月14日07:40

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ミニ四駆 東北ダンパー改造

おはようございます、月影TAKAです。

この前掲載した「サンダーショット ポリカボディー仕様」を見て「確かに、ポリカは軽いけど今のこのマシンに本当に必要なのはこのポリカボディーなのか?」と疑問に思い、大胆な機構を採用しました。

まあ、「大胆な機構」と言いつつもフレキ改造ではないです。シャーシには基本手を加えずに「ユニット式」で長ねじに通すだけの機構になりますね。

既に先駆者の方がおられますが「どう呼んだら分からない」ので仮として「東北ヒクオ」と仮称します。

私の中では東北ダンパーは大きく5種類くらいありますね。

1. 東北ダンパー⇒いわゆる「初作」。「東北ダンパー」と認識できるとりあえずの基本形状。長ねじを通してマスダンをストロークさせるのではなく取付けプレートに直接マスダンがくっついているハンマー式の叩く機構。文字通りの「ダンパー機構」である。

2. 東北提灯⇒この名前を聞くと「東北ダンパーも提灯じゃないの?」と疑問に思いますが、私の中ではこの機構でやっと「東北ダンパー=提灯」となります。この機構を簡単に書けば「吊り下げ式東北ダンパー」です。長ねじを下に通してマスダンパーをぶら下げてストロークさせる方式。一般的な「提灯」と呼ばれるスタンダートがこの方式であるため、私の中では「東北提灯=吊り下げ式東北ダンパー」ですね。

3. 東北ヒクオ⇒正直、私が「どう呼んでいいのかわからない」と言った機構ですね。ちなみに複数のユーザーが「東京式」とか「北海道式」とか統率性の取れない名前を並べても信じません。機構的に一番近いのが「ヒクオ」であるため、仮称で「東北ヒクオ」と呼んでいます。タムタム神戸店のベテランさん曰く「吊り下げ式が提灯、上載せ式がヒクオ」らしいです。
構造的に提灯は「上取付けになる=マスダンをしたに配置しようとすると吊り下げ式になる」らしく、「提灯=吊り下げ式」と認識されています。対してヒクオは別名「ボディー提灯」と呼ばれていますが、ヒクオ自体「シャーシに直接機構をぶつける為、かなりの低重心化が施されており、結果的に従来の上載せ式でも機能する」とされています。
形状的な物よりも法則的な点で「東北ヒクオ」という感じで見ています。

4. ドラム東北(仮称)⇒MSシャーシのブレーキセットを利用して「スリムマスダンやヘビーマスダンを横方式で吊り下げた東北ダンパー」である。ドラボでタケオさんがやっていたのを見て「ドラムみたいだ」と思いました。
まあ、肥大化するとFLシステム(おそらくフォースラボシステム)みたいになるんだろうな…。

5.ユニット型ダンパーシステム⇒スポンジブレーキやステープレートごと東北ダンパーみたいにダンパー化した改造。上記のFLシステムも基本これに分類されるんだろうな…。まあ、興味はない。

個人的には1〜3、ギリギリ4のドラム式までが個人的に良改造かなと思う。がんばれば1〜3は、ペンチ等があれば自力でも作れる(というより私もホームセンターで買ったペンチでFRPプレートぶった切って、これ組んだし)。

正直、「東北ダンパー以上」を望むなら2.以上になるんですよね。

1.の東北ダンパーは「バランス型のマシンに向いている」と思う。
「マシンを早い段階でジャンプから戻す」なら1.で十分です(ディオスパーダが基本1.です)。

2.以上は「ジャンプの姿勢を抑えたい」「トルク加算するマシンの過剰衝撃を抑えたい」場合に使える(ジャパンカップ2017では提灯すら採用してなかったBGで滞空時間の超過で富士ポップで裏返ったため、少なくとも東北ダンパー欲しかったです)。

しかも、ワンウェイホイールの採用によりBGは余計に重い為、「その重量分静振性を持たせられる東北ダンパー」となれば、「長ねじ式」にしたうえでサスペンション要素を持った「上載せ式」を採用しました。

私の概念では「ダンパー=上から下へ衝撃がかかる(叩く)」機構であり、「サスペンション=下から衝撃が発生してマスダンへ衝撃を譲渡して跳ねを抑える」機構だと思います。

なので、ダンパーとサスペンションでは「衝撃のかかる方向」が真反対です。
一見すると「マスダンパーの動く方向」でダンパーかサスペンションかを決めそうですが、実は「シャーシを基準にしてどっち方向に衝撃がかかるか」で「ダンパーかサスペンションか」が決まります。

いわば、「マシンがジャンプして着地する=地面から衝撃が伝わるから下から衝撃が伝わり、マスダンパーに衝撃が譲渡される」為、正しくは「重りを使ったサスペンション方式」です。
対してダンパーは「ジャンプ中にハンマー式で回転運動で折り返されてシャーシを叩く=上からシャーシに衝撃を与える」としてダンパー式です。なお、ジャンプ後は「衝撃を譲渡するものの、ハンマー式で2次的にシャーシを叩く」ため結局はダンパー方式である。

ダンパーってRCでも「ジャンプや段差で跳ねた後にサスの硬いバネテートでロアアームが正位置に戻ろうとして下方向にタイヤなどを落とす」ことが効果だったと思いますよ。
(そのため、サス内のスプリングの硬さでダンパーの効果が変わります)。

いわば「ダンパー=弾く=静振性を高める」となるんですよね。
この発想をスケールダウンしたのがミニ四駆のダンパー改造やフレキとなるため、「効果があるの?」と言われたらあると思います。
しかし、「ミニ四駆は本来フレキを採用する為の構造をしていない」として「想定していない機構を強引に突っ込む」なら「内部パーツの安全性は瓦解する」としてリスクが高くなります。

という感じでこの東北をしばらく検証する予定です。

レッツ&ゴーリターンレーサーズとハイパーダッシュ四駆郎の各2巻を昨日購入しました。
個人的には武井先生の「ハイパーダッシュ四駆郎」の方に努力賞・優秀賞を感じますね。
「番外編の漫画」と「各マシンの説明」を記載してくれているので「図鑑」としても機能するんですよね。
今回のハイパーダッシュ四駆郎2巻は気合入ってます♪

こんな感じです。
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