おはようございます、月影TAKAです。
ここではかつて語ったミニ四駆知識をピンナップしてまとめます。
まずは「リバースシャーシ」から
よくにSFM・FMシャーシに関するところですね。
よくにFMシャーシ系を使ったことがる方はわかる事ですが、実は「ＦＭシャーシはRM（リアモーター）マシンよりも遅い」と指摘されることがあります。
私もFMマシンが好きなのであまりその手の内容は好きではないですが、では「何故遅いのか」を考えれば答えは簡単です。
「モーターを逆回転に回しているから」です。
SFMとS�兇旅渋い鮓�比べたらわかりますが「電池の入れる方向以外は全て構造は同じ」とされており、実は「SFMはタイプ５の逆方向シャーシ」という見方ができます。
それに、S�凝�のＲＭシャーシを慣らしたっ際「シャー↑」という甲高い音を出すのに対して、ＳＦＭシャーシでは同じモーターを回しても「ブーン→」と音が一定で静かな印象を持ちます。
この「音の違いがどこから来るのか」とすれば簡単です。
「モーターに電流を流す方向が逆」だからです。
当然ですが、ただ逆方向に向けて走らせたら「ARシャーシがFMARになる」事は無いですね。
逆走してクラッシュの原因になります。
となれば「マシンが逆向きに走らないとリバースシャーシが成立しない」ということは考えられる事です。
では逆向きに走らせようと思えば「モーターの回転を逆にしないと成立しない」となり、「電池の向きを逆にすれば逆回転に走るんじゃね？」というのがリバースシャーシの発想元です。
これがSFM・ＦＭシャーシのできた経緯となります。
ただし、これにも問題があります。
実はリバースシャーシの存在はモーターの取り扱いにも起因することになる為です。
直接「モーターを逆回転に使うな」とは書いてないものの「使い方が悪いと異常発熱を引き起こしてシャーシが変形する可能性があります」と書いていますね。
そして、モーターに「コミュテーター（整流子）」「ブラシ」があり、更に方向に対しての「角度」があるらしく、実はモーターには方向があります。
リバースシャーシではないマシンは主に「正回転」と呼ばれる方向に合わせて回転方向が設計されている為、素で走らせてもある程度は速いのです。
対して、リバースシャーシは「正回転設計のＲＭマシンのシャーシを無理やり逆向きにして電池の向きを逆向きにすることで成立したマシン」となりリバースシャーシは「反回転」に回って、ギヤのメカニズムによってＲＭシャーシと同じ方向に走るようになっています。
そのため、Ｓ�兇硲咤藤佑鮓�比べると「向きが逆になっているだけで同じモーターの方向に置き直すと構造は全く同じ」と判断できます。
もし仮に「ＲＭマシン並みの速さでＦＭマシンを走らせようと思えば、ＦＭマシンのモーターの向きを逆にしてギヤ等のメカニズムを逆にすれば成立する」となります。
簡単に書けば「ＲＭシャーシのモーターの方向でギヤだけ逆向きに走るようにする」という事ですね。
これなら「モーターは正回転で逆向きに走るリバースシャーシとして成立する２段目の案」となります。
しかし、これは「ギヤのメカニズムに手を加える＝シャーシを自作するのと同じ」となり、レギュ違反になります。
私も店舗コース走りはじめにＳＦＭのガンブラスターで「モーターの走り比べ」をしましたが「ＨＤ３+3.7:1のディオスパーダと速さ的に同等だったのがＰＤ+3.8:1だった」となり、チューンモーターでは明らかに速度差が露呈するとなります。
つまりここから「ＦＭシャーシの利点はフロントにモーターがあることでアップダウンで安定する」という安定力であり、速さではありません。
むしろ「高出力モーターを加減無しで使えるマシン」もＦＭマシンだと思います（理由は上記にあるようにＲＭマシンで１０割の性能なら、ＦＭマシンでは７割以下の出力になる為です。原因は回転方向が逆だからです）。
言いがかりではなく、実際に「タミヤの電池ボックスに直接モーターを繋いで正回転・反回転慣らしをする」という工程で「明らかにモーターの回転が方向で違う」事を直に経験で知っている為です。
この原因が「ブラシの角度」だったり「コミュテーターの設計」だったり諸説ありますが「モーターに対する正回転」という法則が確実に存在することが説明としてあげられます。
なので「リバースシャーシが完璧だ」という法則は無いです。
リバースシャーシは「安定性を向上させた代わり、モーターの回転が逆になっている以上モーターの設計に反しているので出力が落ちる」となって速度ではデメリットが発生します。
つまり「トータルバランスではメリット・デメリットが発して平等」となるため、これはルール性が存在ます。
新しいＦＭ-Aシャーシがどういう設計になっているかどうか不明ですが、少なくとも「タミヤさんがパッケージとして仕上げてきたシャーシ」ならトラブルも少ないと思います（FMARやFMXは小改造して電池を逆向きに載せるのですが、「ターミナル潰れ」や「ターミナルカバー削りが荒い」と接触不良の原因となります）。
なので、この時期でFM-Aシャーシが登場するのはある意味理に適ってますね。
「リバースシャーシが上手く作れない。自作リバースシャーシに疑問がある」ならタミヤさんに作ってもらえばいいのでこれは有だと思います。
ただし、ＳＦＭからの経験では「モーターが逆回転だから高出力モーターで回した方が良い。ＰＤやＨＤ３が普通に使える」となるため、チューンモーターなら物足りなさが出るかもしれないですね（トルクチューンならまだ良い方かな）。
あくまで豆知識です。
それ以外では「ＳＤアバター」でビッグバンゴースト（画像１）を描きました。
リアル頭身は画像２、ベースマシンは画像３になります。
やっぱり、画像１ぐらいのデフォルトだと描きやすいですね♪
今日はこんな感じです。
ログインしてコメントを確認・投稿する