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2017年04月06日21:12

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カムラ、おちょこ、UG、もってぃ@IAF

(いやはや、日記を書くのに時間差が・・・不調だなあ)

カムラさん、ハネムーンズかあ。天鼓さんとのデュオ。
80年代前半にハネムーンズのライヴのテープを聴いて、すげぇな、と感じた。
あれはフレッド・フリスが持って来たテープだったのだろう、
岡山のペパーランドでのライヴだったと思う。
(あの当時の中国地方の前衛映画ファンにとっての聖地だ)

きらびやかな女性ヴォイスデュオの、めくるめく展開。
ヴォイスは好きで、
ブリジット&アレクシー、ジュリー・ティペット(キースの奥さん)など
いろいろ聴いてたが、
ハネムーンズは80年代の音をしていた。
(なんかロックでパンクでスピードのある新しい世界)

天鼓さんの方は、大阪のブリッジで、何年か前、初めて観た。
かっこいいな。
客への見せ方がわかってる所が、
僕みたいに変な観客からすれば、ちょっとウンザリでもある。

カムラさん、来るのかあ。
それは、絶対行かなくっちゃ、だね。

ーーーーーー

おちょこさんの事前情報は、youtubeで。
前に何回か福岡にいらっしゃってるし、
そのときに事前調査したことがある。

う〜ん、がんばっていく必要は無いな、
というのが、去年の結論。
ま、一回くらい観といてもいいか、
というのが、今年3月。

ーーーーーー

コンサート、初頭、
おちょこさんが台所用ステンレスボウルをチ〜ンと叩く。
あかん、これ、あかん。

初心者もよくやることだし、
僕自身もずいぶんやったことなので、
ある意味、自己反省というか自己嫌悪なのだが、
小物で遊ぶのは、
「おもろいことしてますよ〜」な自己顕示だけで、
「音の存在感」には到達しない、皮相な何かなのだ。

「音の存在感」に達するためには、
一つのチ〜ンの後に、
10以上の別のチ〜ンが準備されていなくてはならず、
さらに別のチ〜ンに転げ込み、探索できる
心なり、手なり、耳なりが必要なのだ。
(パカショ人の領域)

カムラさんの壁こすりの音の方が、
その意味では探求があった。
といって、飛び立つことも無かったが。

ーーーーーーー

まあ、頭っからめげてるわけだが、
第2のメゲメゲは、エフェクター。
エコーなりディレイなり、
なんか古くさいんだよねぇ。

エフェクターを使うなら、
もっとエフェクターを探求して欲しい。
(あちゃ、これはブーメランかもしれんな。
僕ももうちょっと、というか、かなり探求しなくっちゃ、なのだった)

結局は、自己嫌悪を誘発するのが、
ヴォイスのコンサートなのだ。
(今回はヴォイスというよりはヴォーカルのコンサートだったが・・・)

ーーーーーーー

で、最高に良かったのは、
おちょこさんの身体的反応。
みんなの音に対する反応の、身体への響き方というか、体の動き。
「ああ、この人は純な人だな」という感じ。
音が素直に入っていって、それに対する声が素直に出て身体が動いている感じ。
このおばちゃん、まだちょっとヘボいけど、
けっこう素敵だな。
いつか一緒にやってみたいな。

カムラさんの方はもうちょっとドッシリしていて、
それは、演奏慣れなのか、歳なのかは、よくわからなかった。

UGさんは、適度な感じ。
抒情的に持って行けるのは成長の印か?

もってぃのダンスは、
かなり気持ち良く踊ってたけれど、
全体で見ると、音に付属する飾り物でしかなかったような気もするし・・
(実際、ダンスはほとんど見ていなかった)
 まあ、そういう場と捉えとけばいいのか。

(次はピンクフロイドするジョンレノンの日記か〜
 映像はあるけど見せてもらえないし、
 たこわさ君、大活躍なんだろうな〜
 月末までには書こう)
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