mixiユーザー(id:51691436)

2017年03月14日06:54

473 view

東福寺 涅槃会

写真は東福寺のサイトhttp://www.tofukuji.jp/function/nehan_e.html
より拝借したもの。



京都市東山区本町15丁目778にある東福寺(とうふくじ)では、毎年3月14〜16日、今年(2017)は今日から、涅槃会(ねはんえ)が執り行われ、通常非公開の大涅槃図が御開帳されます。

東福寺の大涅槃図は、京都三大涅槃図の1つと言われており、室町時代の画聖、兆殿司(明兆)によって描かれたものであり、縦約12m、横約6mあり、猫が描かれている大変珍しいものです。

期間中は、通常非公開の本堂が特別公開され、本堂の天井に描かれている堂本印象筆の巨大な蒼龍図も見ることができます。

また本坊庭園では東福寺未生流による献花展・呈茶も開催され、境内では甘酒の接待も行なわれます。

本堂では花供御が授与されます。

以上は無料です。

期間中、国宝三門と龍吟庵も、こちらは有料で特別公開されます。

時間
 9:00〜15:30受付終了16:00閉門
拝観料
 三門
  500円
 龍吟庵
  500円

詳しくは↑のリンク先へ。



東福寺は、臨済宗東福寺派の本山です。

摂政九條道家が聖一国師を開山として菩提寺建立を発願、1236(嘉禎2)年4月2日(鎌倉時代)より19年の歳月をかけて1255年(建長7)に七堂伽藍を完成しました。

京都五山の一つです。

「東福の伽藍面(がらんづら)」とまでいわれ壮観を極めたが、度重なる兵火と1881(明治14)年の失火で仏殿、法堂、庫裏などを焼失、以後、逐次再建してきました。

禅宗伽藍を代表する室町最古の三門(国宝)をはじめ、浴室、東司(便所)、禅堂(いずれも重文)など室町時代の禅僧の生活を知る上で貴重な建築が残っています。

境内の通天橋は紅葉の名所です。

方丈の周囲に枯山水の庭園をめぐらせています。

絹本着色無準師範像(国宝)など5000点を超える文化財を所蔵しています。

龍吟庵(国宝)方丈は現存最古の方丈建築です。



東福寺の通常の拝観は、
 境内無料
 時間
  9:00〜16:00
 通天橋・普門院庭園
  400円
 方丈庭園
  400円別途

東福寺へは、

京阪・JR「東福寺(とうふくじ)」駅〜南東へ徒歩約10分。
市バス88・202・207・208「東福寺(とうふくじ)」停留所〜南へ徒歩約10分。

自家用車の方はパーク&ライドhttp://www2.city.kyoto.lg.jp/tokei/trafficpolicy/kankochi/index.html

パーク&ライドとは、自家用車は混雑する市街地には乗入れず、高速道路出口付近など離れたところに駐車して公共交通に乗り換えることです。

リンク先のうち、タイムズ鴨川西ランプ駐車場、タイムズ京阪淀駅前第2が便利です。



東福寺ホームページ→http://www.tofukuji.jp
2 1

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する