暫く振りの外出です。
関西学院交響楽団 からの招待状を貰ったので、演奏を聴きに行って来ました。ウォーキングなどと異なり、会場まで行けばあとは座って居れば良いので楽なものです。
この日は招待状が無ければ 入場料1,000円です。そして全席指定!
プログラムは、
1、 メンデルスゾーン 序曲 「フィンガルの洞窟」
2、 グノ− 歌劇 「ファウスト」 よりバレー音楽
3、 チャイコフスキー 交響曲第4番 ヘ短調 作品36
の三曲でした。
素人が、タダで聞かせて貰って居て生意気な事を云うのは、大変申し訳ないとは思いますが、率直な感想を申します。
一番目の曲は、学生指揮者が指揮をしましたが、落語で言うと、前座の開口一番と言う塩梅で、イマイチの感が拭えませんでした。金管がチョッと音を外したり・・・、 オヤ?こんな筈では・・・とね。
所が二番目と三番目は、客演指揮者が指揮をする事で、ガラッとオーケストラが引き締まった感じに成り、真に良い演奏ぶりです。 あ、成る程、指揮とは斯う言う物か!小沢さんや佐渡さんが有名になるとは斯う言う事か!と、改めて指揮者の技量をマザマザと見せつけられた思いでした。
二番目と、三番目は、実に良い演奏で、特にチャイコフスキーの曲などは、ロシア国民楽派に近い曲想が良く引き出されて居て大変結構でした。ワタクシは嘘やオベンチャラを言えない性格ですから、アンケートにも正直に書いてしまいましたが、学生指揮者の方、御免なさいね。
関西学院大学は、両家の子弟が多く通う大学、俗に言う「お金持ちの子の大学」ですから、幼い頃から御稽古事も色々させているのでしょう。団員の技量も良く、関西一円では京大のオーケストラに次ぐ腕前の学・オケだと評判です。
プログラムも、厚地アート紙で24ページも有る立派なものです。
と言う事で、悪天候の中、態々「西宮北口」まで来たかいが有ったと言う事です、タダですしね。
アンケートに、辛口の感想も書いて置いたんだけど、夏の定期演奏会にも招待状が来るかな?
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