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2016年12月23日16:43

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#船旅 へのいざないシリーズ

海事プレス社のサイト「WEBクルーズ」のニュース記事によれば、




クルーズ専門の旅行会社「クルーズプラネット(H.I.S.グループ)」は12月26日(月)、新ブランド店舗「CRUISE EXPRESS」(クルーズエクスプレス)を東京・麹町にオープンします。

「CRUISE EXPRESS」は、気軽で廉価な商品を専門とする新ブランドです。

クルーズ専門店としてのノウハウを生かしたクルーズプラネットの品質は維持しつつ、価格訴求に特化した商品を専門のブランドに集約します。

商品ラインナップは人気渡航先トップ3の地中海、エーゲ海、カリブ海を中心とした海外クルーズや、外国船の日本発着クルーズを主とします。



クルーズエクスプレス
東京都千代田区麹町1-10-5 澤田麹町ビル2階
http://www.cruiseexpress.jp(1月16日開設予定)



日本ではまだまだクルーズ客船≒豪華客船だと思われています(マスコミがクルーズ船のことを何でもかんでも豪華客船と表現する)が、世界中の市場に投入されている客船は、ラグジュアリー・プレミアム・カジュアル(あるいはスタンダードと表記されることも)の3つのうちのどれかに、大多数が分けられます。私はいつも松竹梅と表現していますので、本稿も以下そうします。

唯一の例外が、クイーン・エリザベスとクイーン・メリー2とクイーン・ヴィクトリアの運航会社キュナード・ラインで、客船が大陸間の主たる公共交通機関だった時代の「等級制」を続けており、1隻の中に松竹梅が併存しています。



お隣の中国から、クルーズ客船が頻繁にインバウンドしています。あ、「インバウンド」という英語は元々は航海・港湾分野の業界用語で、入港あるいは入国の意味です。出港・出国は「アウトバウンド」です。航空分野の業界用語も船舶と同じ単語が使われています。船長も機長も「キャプテン」です。

特に博多港は今年(2016)年の寄港数はのべ175隻を数えています。その大半が上海郊外の長江(揚子江)にある宝山港からの、梅の船です。

口の悪い人は「爆買い輸送船」などと言いますが、中国の富裕層の皆さん(億単位の人数がいます)は、クルーズという娯楽に目覚めておいでです。



クルーズ客船は、船というより「移動するリゾートホテル」と考えていただくと分かりやすいです。目的海域までの往復は飛行機を使い、宿泊先が陸上のホテルではなく船に泊る、と考えていただければ。

航空機に公共交通機関の地位を奪われた客船を「クルーズ」というビジネスに切り替えた最初は、やはりアメリカの船会社でした。そのためアメリカの商習慣がそのまま持ち込まれ、旅行代金には港湾税等諸税とチップが含まれていませんので、ご注意ください。



クルーズプラネット、価格訴求に特化した新ブランド設立(WEBクルーズ)http://www.cruise-mag.com/news.php?obj=20161222_05
クルーズプラネットhttp://www.cruiseplanet.co.jp/
博多港客船入港予定http://port-of-hakata.city.fukuoka.lg.jp/guide/cruise/index.html




画像はクルーズプラネットさんのツイッターのアイコンです。

地球の7割は海です。そして日本は島国です。出かけませんか、船旅へ。
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